マニキュア以外のmanicureの使い方

マニキュアと言えば、つめに塗るマニキュア液のことを、まず思い浮かべるでしょうか。

英語では、マニキュア液のことは、nail polishと言うことが多く、manicureは、「手やつめの手入れをすること、マニキュアをすること」という意味になります。

manicureは、語源的には、manus=hand、cura=careで、手の手入れをするという意味です。

先日、ガーデニングに関する記事を読んでいると、次のような文に出くわしました。

Weeds are unwanted because they are considered unattractive in manicured yards, they spread quickly and they muscle aside desirable plants from life-giving sunlight, nutrients and moisture.
(雑草というものは、手入れの行き届いた庭では、きれいなものとは考えられず、望まれるものではない。 雑草は、すばやく広がり、望まれた植物から、元気のもとである太陽光や栄養、水分などを押しのけてしまう。)

この文中のmanicuredという語は、「庭、芝生などが、手入れの行き届いた、丹精をこめた」という意味で使われています。

なるほど、manicureは、庭の手入れにも使える言葉だったんですね。

我が家の裏庭は、とてもmanicuredと呼べるものではなく、すぐに雑草でジャングルのようになってしまいますが、雑草の生命力のすごさには、びっくりするばかりです。

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永遠のall-time

all-timeという言葉は、日常よく見聞きしますが、主に二つの意味があります。

① This is my all-time favorite food.
(これは、私にとっての永遠のお気に入りの食べ物だ。)

このように、料理番組のホストが言っていましたが、このall-timeには、「いつの世でも変わらない、永遠の」という意味になります。

ちょっと脱線しますが、永遠という言葉は、「ある状態が果てしなく続くこと」という意味もありますが、これは、for everなどと表現できますが、永遠のお気に入りという場合の永遠は、「時間を超越して変わらない」ということです。

また、下記のようなall-timeの使われ方も新聞やニュースで見聞きします。

② Lubbock's all-time record high for March-95 degrees(F) was set March 11, 1989.
(ラボックの三月の史上最高気温は、華氏95度(摂氏35度ぐらい)で、1989年3月11日に記録された。)

all-timeは、「今までにない、空前の」という意味もあり、all-time high(史上最高)やall-time low(史上最低)のように、記録について述べる際などに、よく用いられます。

the all-time recordは、史上最高記録となります。

the highest recordなどと、最上級を使わなくても、同じような表現になりますね。

un-American or anti-American

2015年のCensus(国勢調査)の際、試験的に用紙の人種欄に、Middle East/North Africa(中東、北アフリカ)という欄を追加して行われたという新聞記事がありました。

この中東、北アフリカの欄を選ぶと、将来何か影響があるのかどうか、不安に思っているアメリカ市民もいる中、あるレバノン出身の人は、次のように言っていました。

There is nothing for me to hide. I can be American of Arab descent without being un-American.
(私には、何も隠すことはない。 私は、アメリカ的ではなくならずに、アラブ系アメリカ人になることができる。)

un-Americanは、次のような定義が載っていました。

not American, not characteristic of or consistent with American customs, principles or traditions
(アメリカ的ではない、アメリカの習慣、主義、伝統と一致せず、そのような特性がないこと)

non-Americanは、単純に「アメリカではない、アメリカ人ではない」などという意味になりますが、un-Americanは、「アメリカの特徴がない、アメリカ的ではない、非米国的な」などと訳せばよいかと思います。

また、anti-Americanという言葉もありますが、こちらは、次のような定義になります。

opposed or hostile to the people or the government policies of the U.S.
(アメリカ人やアメリカ政府の方針に反対または敵意を持っている)

通常は、anti-Americanは、アメリカ市民以外の人がいだく感情ですが、un-Americanは、アメリカ市民も感じることなのかもしれません。

un-Americanは、非アメリカ的、anti-Americanは、反アメリカ的ということですね。

something elseと言われたら喜んでもいい?

something elseは、文字通りの「何か他のもの、別問題」という意味でもよく使われますが、別の意味で使われることがあります。

例えば、とてもおいしい料理を食べたときに、This is something else.(これは、びっくりするほどすばらしい。)と、言うことができます。

このsomething elseは、very remarkable(とてもすばらしい)という意味になります。
他にはないほどおいしいと言いたいときなどに使えそうですね。

ただ、something elseは、よい意味ばかりに使われるわけではなく、最近友人と話したときに、彼女が言った一言は、Isn't Trump something else?(トランプには、びっくりするよねえ。)でした。

このsomething elseは、other than ordinary(普通とはちがう)ということで、びっくりするほどひどい、という感じにも受け取れます。

考えてみると、日本語でも、「あなたにはびっくりするよ。」とか、「あの人はすごいね。」と言うと、よい意味にも悪い意味にもとれますね。

You are something else.も同じで、文脈や、会話の流れによってよい意味なのか、悪い意味なのかを判断しなければいけません。

はっきりと、トランプはひどい、と言いたくないときなどに便利な言い方だなあと思いました。。

unputdownable

先週、一冊の本を読み終えました。

The Dinnerというタイトルで、著者は、Herman Kochというオランダ人です。 
英語に翻訳されて、New York Times bestsellerのようです。
心理サスペンスものですが、読んだ後、考えさせられるよい本でした。

この本の表紙に、次のように書いてありました。

chilling, nasty, smart, shocking, and unputdownable
(ぞっとする、ひどい、抜け目のない、ショッキングな本で、おもしろくてやめられない)

最後の単語、unputdownableは、un + put + down + able(ものなどを下に置くことができない)と分解すると分かりやすいですね。
「本などが、おもしろくてやめられない」という意味になります。

この単語につられて、手に取ってしまいましたが、読んでいると確かにunputdownableな本でした。

本屋さんに、足を運ぶと、目的以外の本を買ってしまうことがよくあります。 世の中には、多くのよい本がありますが、一生のうちに読める本は限られていて、本も人と同じで、出会いだなあと思います。
これからも人も本も、よい出会いをしたいものです。

プロフィール

Author:Yurikoyama
現在アメリカのテキサス州で夫と息子と住んでいます。高校ではバージニア州のハイスクールで交換留学生として1年間過ごし、その後日本の大学でフランス語を学びました。
いろいろな言語に興味があり、現在はスペイン語も学習し始めました。

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