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field dress とは?

息子の学校の生物の時間に、動物の解剖をする時間があったそうです。

私は、日本の学校では、確か、フナかカエルの解剖の写真を見たぐらいで、実際に解剖するという経験がなかったのですが、こちらでは、生徒三人に一匹の動物が与えられて、生徒たちは、手袋をはめて、解剖をするようです。 与えられる動物も、ネズミや大きなカエル、2メートルほどあるサメなど、さすがにアメリカは、解剖する動物のサイズも大きいなあとびっくりしています。

解剖は、英語では、dissect (発音は、ダイセクト)と言いますが、dissect とは、もちろん、生物の体を切り開いて、その構造などを学習する目的で行われるものですね。

では、料理をするために、動物や魚の内臓を出したり、羽や皮を剥いだりするのは、どう言えばよいでしょうか。

こちらでは、ハンティングが趣味の人も多いのですが、大きな鹿などを射止めた後、その場で、動物を切り開いて、内臓を出すなどの処理をするようです。 そういうことを、field dress と言うそうです。

dress という単語には、次のような定義も載っています。

cut up, trim and remove skin, feather, viscera from an animal
(動物を切り開いて、余分なものを切り取ったり、皮や羽や内臓を取り除く)

field dress とは、ハンティングで射止めた動物の処理をフィールドでするということですね。

お店で売っているチキンや魚は、そういう処理をする必要がないので、助かります。

もし、そういう処理をしないといけないときは、clean という単語を使うこともできます。

clean は、きれいにするという基本的な意味がありますが、「料理のために魚や鳥などの内臓を取り除く」という意味もあり、次のように言えます。

I have to clean the fish.
(私はその魚の内臓を取り除かないといけない。)

ハンティングで、field dress の経験がある生徒などは、学校での解剖などは、平気なのかもしれませんね。

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こんばんは

clean the fishって言われて、洗うだけではダメですね。
解剖については、中学校の時に、実際に蛙を解剖したことがあります。
女子が怖がって大騒ぎしていたのが、逆に面白かったですね。
でも、大型の動物は、遠慮します。
映画で、生贄のシーンでも、目をそむけたくなる人なので。

Re: こんばんは

解剖の経験があるんですねえ。
私は解剖したものを見るだけでも、遠慮したい方なので、ネズミを切り開くなんて、とてもできません。。
それに、魚もいつも切り身で買っているもので、内臓を出した経験もありません。。
こういう clean という単語は、チキンや七面鳥などにも使っているのを聞くことがあります。
いつもコメントありがとうございます。
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プロフィール

Author:Yurikoyama
アメリカ人の夫と息子と三人家族です。高校ではバージニア州のハイスクールで交換留学生として1年間過ごし、その後日本の大学でフランス語を学びました。
いろいろな言語に興味があり、現在はスペイン語もぼちぼち学習しています。

アメリカのニューメキシコ州、テキサス州で12年、香港で6年、そして2018年から約3年大阪で住み、2021年12月にアメリカのペンシルベニア州に引っ越してきました。
息子はニューヨーク州にある大学で寮生活をしており、これからリタイアした夫と二人の生活です。。。

日常、気になった言葉や表現について書いています。
よろしくお願いいたします。

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