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Holy mackerel !

驚いたときに発する言葉には、いろいろありますが、holy mackerel もそのひとつです。

holy は、「神聖な」、mackerel は、「サバ」です。

他にも、holy cow (神聖な牛)もよく聞きます。 ヒンズー教徒が、holy cow と言うなら理解できますが、宗教とは関係なく誰でも言っているようです。

そして、どうして、サバが使われるのか気になって、少し調べてみました。

単に、Holy Mary や Holy mother of god と言う代わりに、m で始まる単語が使われれているということや、カトリック教の人は、金曜日に魚を食べる習慣があるようで、19世紀には、mackerel snatchers (サバをひったくる人)と呼ばれていたようです。 サバは安価で手に入りやすい魚だったようです。

またフランス語の maquerelle には、俗語で「売春あっせん業者」という意味もあるようで、どうして神聖なことになるのか、よく分かりませんが、とにかく、驚いたときに、Holy mackerel ! や Holy moly ! などと言いますが、どちらかというと、年輩の人が使うようなイメージです。

yay か yikes か

母の日には、お母さんへの感謝の気持ちを込めて、贈り物をしたり、食事に出かけたりする家族も多いと思いますが、小さい子供がいるお母さんは、出かけること自体は、ありがたく楽しいものだけれど、子供連れで、レストランに行くというのもストレスだというのを聞きます。 小さい子供は、じっとしていないものですから、そういう気持ちはとてもよく分かります。

私などは、もう子供も大きくなって、そういう心配がいらないもので、外食しようと言われると、「わーい。やったぁ。」という気持ちになりますが、これは、英語では、Yay (発音は、そのまま、イエーイ) と言えます。 イエーイは、日本語でも言うことがあるかもしれませんね。

では、小さい子供がいて、あまり外食したくないなあ、困ったなあという場合は、どう言えばよいかというと、Yikes (発音は、ヤイクス)です。

yikes は、辞書には、「うわっ、げっ、ギャー」など、驚き、苦痛、困惑の声、というように載っています。

yikes は、yay ほど、聞く単語ではないですが、何度かは耳にしたことがあります。

yikes と思いつつも、外食をしようと気遣ってくれる家族がいるということは、幸せなことですね。。

meh

You Tube で、映画の評価をして、評価ごとに分類しているものがありました。

評価のよいものは、amazing、awesome などという言葉が使われており、評価の悪いものには、lame、bad、garbageなどという言葉が使われていました。

all right という表現もあったのですが、amazing や awesome と比べて、「まあ悪くない」という評価として使われていました。

lame は、いろいろな意味がありますが、ここでは、boring (退屈させる)と同じです。 garbage は、生ごみですが、ここでは、比喩的に「がらくた、つまらないもの」となります。

そして、all right と lame の間の評価として、meh という言葉がありました。 meh は、メェーという音からきた俗語で、会話でも使われます。
どんなときに、meh と言うかというと、それほど関心がない、どちらかというと、興味がないという場合です。

例えば、次のように言えます。

Do you want to go see the art show at the museum this weekend?
(今週末に、美術館のアートショーを見に行きたい?)

もし、興味がなくて、あまり行きたくないとき、meh...(not really). のように答えることができます。
友達や家族などの間で、カジュアルな状況では、耳にすることがあります。

そして、meh は、映画の評価としては、indifference (無関心、どうでもよい)という感じです。 lame よりは、上の評価になっているところをみると、退屈にさせるほどではないが、まあ普通の平凡な映画というところかなあと思います。

もちろん、これらの評価は、You Tube での個人的なものですが、meh という言葉を分類のひとつにしているのが、おもしろいなあと思いました。

swat and SWAT

警察の特殊部隊のことを、SWAT teamと言い、この大文字のSWATは、Special Weapons and Tacticsの略です。 警察や保安官などが処理しきれない事件には、この特殊な戦術部隊が対応することがあります。

また、大文字のSWATとは全然関係のない、同じスペルのswatという単語ももあります。
漫画の中で、ハエをピシャ、ピシャとたたいている場面で、swat swat swatと書かれていました。

このswatは、He swatted the fly with a magazine.(彼は、雑誌でハエをピシャと打った。)のように動詞でも使えます。

swatは、「ハエなどをぴしゃりと打つこと」ですが、同じような意味でsmackも使われます。 

また、スヌーピーの漫画で、チュッとキスをしている場面でsmackという単語が、擬音語のように使われているのを思い出します。 smackは、「ピシャリ」も「チュッ」もカバーしていることになりますが、このような異なる状態を同じ単語を使って表せるのは、理解しにくいのですが、覚えるしかないですね。

ta da

これは、人が物を披露するときに、注目を集めるために言うファンファーレの擬音語です。

日本語では、「ジャーン」、という感じですが、英語ではta da「タダー」になり、たまに耳にします。

他に私がよく見聞きする擬音語では、phew(ヒュー、ふぅ)で、ほっとしたときに安堵感を表すのに使います。 これは日本語に近い音です。

ugh(アグ)は、不満、嫌気を意味し、嫌いなアイロンがけをしないといけないときなど、I need to iron my clothes now, ugh. などと言えます。

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プロフィール

Author:Yurikoyama
アメリカ人の夫と息子と三人家族です。高校ではバージニア州のハイスクールで交換留学生として1年間過ごし、その後日本の大学でフランス語を学びました。
いろいろな言語に興味があり、現在はスペイン語もぼちぼち学習しています。

アメリカのニューメキシコ州、テキサス州で12年、香港で6年、そして2018年から約3年大阪で住み、2021年12月にアメリカのペンシルベニア州に引っ越してきました。
息子はニューヨーク州にある大学で寮生活をしており、これからリタイアした夫と二人の生活です。。。

日常、気になった言葉や表現について書いています。
よろしくお願いいたします。

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