会話の中ではI bought this on sale. というように、saleや clearanceという言葉をよく聞きますが、アメリカの朝のワイドショー番組の中でその日のお買い得商品を紹介しているコーナーがあり、そのコーナーを"steal and deal"と呼んでいます。 dealはお買い得ということですが、It's a good deal. などとよく使われる表現です。
また、It's no big deal. というと、大したことじゃない、という意味でよく使われる表現です。 心配しなくていいよ、大したことじゃないから、と慰める場合に言ったり、何かをほめられた時に、そんなに大したことじゃないよ、と謙遜して言う場合があります。
これは、おまじないのような言葉で、ノックをするようなしぐさをしながら、knock on woodと言うことがあります。
自慢した後に、ひどい目に合わないように、というおまじないで、何度も人が言うのを聞いたことがあります。 例えば、「私は全然風邪もひかずに、元気そのものよ。」などと言った後に、ひどい風邪をひかないように、このknock on woodと言います。 また、「うちの学校のバスケットボールチームは強くてずっと勝ち続けてるよ。」と、言った後に、その幸運が続くようにという意味も込めて、knock on woodと言ったりします。
人を招待して、食事を出したりもてなすことをentertainと言います。自分の家に友達を招待してディナーパーティを開いたりするのが好きな人は、"I like to entertain."と言うことができます。 これは、お客さんを楽しませるという基本的な意味と重なっているようにも思います。 しかし、次の例はどうでしょうか。
I will entertain any offers. このentertainは、好意的に提案などを受け入れるとか考慮するという意味です。 かなり前、まだ子供がいなかった頃に、ちょっとアルバイトでもしてみようと、仕事の面接を受けに行く前に、友人が教えてくれた文章です。 当時はアメリカで働くということを経験することが目的で、お給料のことはそれほど気にしていなかったので、このような表現を使いました。 どのような申し出、お給料でも快く受け入れる、という内容の文章です。
ridiculousは通常、ばかばかしいとか、とんでもないとか否定的な言葉と習いましたが、最近周りの人の会話やテレビなどでは、良い意味でも使われていることに気づきました。 料理番組の中でシェフが「信じられないほどおいしい。」というような意味で"This is ridiculous."と言っていました。 また難しいテストで、すごくいい点数を取った生徒に対して、彼女は「頭ができすぎるよ。」というような意味で”She is ridiculous."と言っているのを聞いたことがあります。文脈により否定的になったり、良い意味になったり、おもしろい言葉です。