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nail it vs screw up

nailは、釘、釘を打つ、という意味ですが、nail it というと、ばっちり、完璧、見事にきまった、という意味になり、いろいろな場面で使われているのを聞きます。

例えば、夕食に人を招待して、皆が私の作ったものを気に入ってくれて完璧にできたときなど、夫が私に、You nailed it.と言えます。
また、父の日の新聞に載っていた漫画で、お父さんが、ちょうど欲しかったものを贈ってもらい、とても気に入ったときの一言が、You guys really nailed it this year.(今年は、本当にみんな完璧だった。)でした。

どういうわけか、釘とよく似たscrew(ねじ)は、あまりよい意味では使われません。 screw upで、へまをする、台なしにしてしまう、という意味になります。 新しいレシピをがんばって作ろうとしたけど、うまくいかない時など、I screwed it up.と言えます。

He is a screw ball.というと、彼は変人だ、という意味になります。
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the highways and byways

When I retire, I want to travel the highways and byways.(退職したら、あらゆる道路を運転して旅行したい。)という文章を新聞で見つけました。

highwayは、そのままハイウェイ、主要道路のことですが、bywayは、あまり聞かない単語ですが、主要道路に対して、わき道、横道など、あまり人が通らないような道のことです。

またbywayには、あまり知られていない側面、分野という意味もあり、the byways of leaning(学問の未開拓分野)、のようにも使われます。

shelf - shelves - shelve

shelfは棚、そしてshelvesはその複数形、というのはよく知られていますが、shelveという動詞があることは最近知りました。

The books were shelved according to category. (本はカテゴリーに従って棚に並べられた。)のように、shelveは、棚に置く、並べる、という意味もありますが、日本語と同じように、問題、計画などを棚上げする、延期する、という意味もあります。

I shelved my plans to buy a new car, because I can not afford it now.(現在はお金の余裕がないので、新車を買うという計画は棚上げにした。)のように使われます。

また議案などを棚上げにする、という場合にアメリカではtableという動詞も使われますが、イギリスでは、tableは、議案などを検討する、再度検討する、というような反対の意味になるので、気をつけないといけません。

outで始まる動詞

会話でも新聞でも、よく使われているoutで始まる動詞があります。

Can people outrun a cheetah ? Of course, not. (人間はチーターより速く走れますか? もちろん無理です。)
outrunは、.....より速く走る、という意味です。

同じようにoutswimは、.....より速く泳ぐ、という意味です。

The Japanese team outplayed the Australian team.(日本チームはオーストラリアチームに勝った。)
outplayは、競技などで相手よりうまくプレイする、勝つ、という意味です。

She outlived her husband. (彼女は夫よりも長生きした。)
outliveは、.....よりも長生きする、ということになります。

このような文章は比較級を使っても表現できますが、outで始まる動詞を使うと、文章がひきしまるような感じがします。

Children outgrow their clothes so fast.(子供は服がすぐ小さくなる。) このoutgrowは、(人が).....に合わなくなるぐらい大きくなる、いう意味です。 
My son outgrew these toys.(私の息子は、これらのおもちゃはもう卒業しました。)このoutgrowは、(人が)成長して、もう興味がなくなった、ということになります。

他にもこのような動詞はありますが、私のまわりでよく聞いたり見たりする動詞について書いてみました。


pick-me-up

お酒や食べ物など、元気を回復させるもの、元気にしてくれるもののことをpick-me-upと言います。

My afternoon pick-me-up is tea and scorn.(午後のお茶とスコーンが私の元気を回復してくれます。)などと言うことができます。

食べ物だけではなくて、元気にしてくれる言葉なども、pick-me-up quotesです。
I have not failed. I have just found 10,000 ways that won't work. (私は失敗していない。 うまくいかない1万の方法が分かっただけだ。) これはトーマス エジソンのとても前向きな言葉ですが、この言葉を思い出すと、一回や二回の失敗ぐらい平気になってしまいます。

ついでにtiramisu(ティラミス)は、イタリア語でpick-me-upという意味です。

Eat dinner like a pauper.

毎日、朝のニュースやワイドショーを聞き流しながら、家事をしたり朝食を食べたりしますが、その中で聞いた一文を紹介します。

Eat breakfast like a king, lunch like a prince and dinner like a pauper.
(朝食は王様のように、昼食は王子様のように、そして夕食は貧民のように食べなさい。)

健康的な食生活のためには、朝食をたくさん食べて、夕食を一番少なくとるのがよい、ということです。 分かってはいても、朝は忙しく簡単にすませて、夜に一番大きな食事をしていることがほとんどですが、できるだけ心がけたいと思います。

pauperはラテン語でpoorの意味ですが、英語では貧しい人、貧民という意味になります。

Do you carry Moose Tracks ice cream?

Moose Tracksは、アメリカのアイスクリームブランドです。 moose(ヘラジカ)の tracks(足跡、通った跡)ということですが、バニラアイスクリームの中に、チョコレートや小さいピーナツバターカップなどが入っていて、それらがヘラジカが通った跡のように見えるので、そういう名前が付いたようです。

スーパーマーケットで、買いたいものが見つからないときに、Do you carry.......?と、carryを使って、.聞くことができます。
carryには、店が、在庫、商品として、置いている、という意味があります。

もちろん、Do you have......?でも通じますが、Do you carry.......?もよく使われる表現です。

a fever of stingrays

stingrayは、アカエイ(魚のエイの種類)ですが、アカエイの大群がフロリダのタンパ沖を移動しているところを、先日のCNNで放送していました。 Stingray fever spotted off Floridaというタイトルでした。

その時に、A group of stingrays is called a fever. (アカエイの群れのことを、feverと呼ぶ。)と紹介されていました。
通常、魚の群れはschoolが一般的ですが、このfeverというのは、家族全員、初めて知った言葉でした。
こういう言葉を知ったからといって、日常使えるような単語ではありませんが、それでも知らない語彙を習うとうれしくなってしまいます。

他の動物の群れで、よく知られているのは、鳥はflock、牛、象、鹿などはherd、ライオンはpride、ありはcolony、などがあります。

a pride of lionsと言えば、なんとなく動物の中でもプライドがありそうなライオン、という感じで理解しやすい表現のように思います。
a murder of crowsのmurderという単語はちょっと厳しすぎるような気もしますが、不快なカラスの群れをよく表しているようです。
かわいそうな表現だなあと思ったのは、an ugly of walrusesです。セイウチの群れは、ugly(醜い)ということがあるそうです。


beeline

bee(ミツバチ)が巣箱へ一直線にもどるということから、beelineは、一直線、最短距離、という意味があります。

急いでどこにも寄らずに直行する、最短距離を行く、と動詞でも使えます。

例えば、After he heard that his child got sick, he beelined for home. (子供が病気になったという知らせを聞いて、急いで家に直行した。)と言えます。

make a beeline forという言い方もあり、As soon as the movie was over, we made a beeline for the car, because we did not want to get stuck at the parking lot.(駐車場が混雑して出られなくなるといけないので、映画が終わるとすぐに急いで車へ直行した。)などと使えます。

tumbleweed

tubleweed
これは、tumbleweed(タンブルウィード)と呼ばれ、砂漠地帯に生える雑草が枯れたもので、風に吹き散らかされて家の前までコロコロと転がってきたものです。 tumbleは、転ぶ、転がるという意味で、 weedは、雑草です。
これは冬に撮ったものですが、春、風が強くなる時期などもよく転がっているのを見かけます。

単なる雑草が枯れたものですが、道路で大きいものが数多く転がってくると、危険を感じることがあります。

スヌーピーの漫画で、スヌーピーの兄弟がアリゾナに住んでいて、この写真のようにtumbleweedを二つ並べて、雪だるまをつくっていたのを思い出します。

お知らせ
プロフィール

Author:Yurikoyama
アメリカ人の夫と息子と三人家族です。高校ではバージニア州のハイスクールで交換留学生として1年間過ごし、その後日本の大学でフランス語を学びました。
いろいろな言語に興味があり、現在はスペイン語もぼちぼち学習しています。

アメリカのニューメキシコ州、テキサス州で12年、香港で6年、そして2018年から約3年大阪で住み、2021年12月にアメリカのペンシルベニア州に引っ越してきました。
息子はニューヨーク州にある大学で寮生活をしており、これからリタイアした夫と二人の生活です。。。

日常、気になった言葉や表現について書いています。
よろしくお願いいたします。

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