nailは、釘、釘を打つ、という意味ですが、nail it というと、ばっちり、完璧、見事にきまった、という意味になり、いろいろな場面で使われているのを聞きます。
例えば、夕食に人を招待して、皆が私の作ったものを気に入ってくれて完璧にできたときなど、夫が私に、You nailed it.と言えます。 また、父の日の新聞に載っていた漫画で、お父さんが、ちょうど欲しかったものを贈ってもらい、とても気に入ったときの一言が、You guys really nailed it this year.(今年は、本当にみんな完璧だった。)でした。
どういうわけか、釘とよく似たscrew(ねじ)は、あまりよい意味では使われません。 screw upで、へまをする、台なしにしてしまう、という意味になります。 新しいレシピをがんばって作ろうとしたけど、うまくいかない時など、I screwed it up.と言えます。
Children outgrow their clothes so fast.(子供は服がすぐ小さくなる。) このoutgrowは、(人が).....に合わなくなるぐらい大きくなる、いう意味です。 My son outgrew these toys.(私の息子は、これらのおもちゃはもう卒業しました。)このoutgrowは、(人が)成長して、もう興味がなくなった、ということになります。
My afternoon pick-me-up is tea and scorn.(午後のお茶とスコーンが私の元気を回復してくれます。)などと言うことができます。
食べ物だけではなくて、元気にしてくれる言葉なども、pick-me-up quotesです。 I have not failed. I have just found 10,000 ways that won't work. (私は失敗していない。 うまくいかない1万の方法が分かっただけだ。) これはトーマス エジソンのとても前向きな言葉ですが、この言葉を思い出すと、一回や二回の失敗ぐらい平気になってしまいます。
stingrayは、アカエイ(魚のエイの種類)ですが、アカエイの大群がフロリダのタンパ沖を移動しているところを、先日のCNNで放送していました。 Stingray fever spotted off Floridaというタイトルでした。
その時に、A group of stingrays is called a fever. (アカエイの群れのことを、feverと呼ぶ。)と紹介されていました。 通常、魚の群れはschoolが一般的ですが、このfeverというのは、家族全員、初めて知った言葉でした。 こういう言葉を知ったからといって、日常使えるような単語ではありませんが、それでも知らない語彙を習うとうれしくなってしまいます。
a pride of lionsと言えば、なんとなく動物の中でもプライドがありそうなライオン、という感じで理解しやすい表現のように思います。 a murder of crowsのmurderという単語はちょっと厳しすぎるような気もしますが、不快なカラスの群れをよく表しているようです。 かわいそうな表現だなあと思ったのは、an ugly of walrusesです。セイウチの群れは、ugly(醜い)ということがあるそうです。
例えば、After he heard that his child got sick, he beelined for home. (子供が病気になったという知らせを聞いて、急いで家に直行した。)と言えます。
make a beeline forという言い方もあり、As soon as the movie was over, we made a beeline for the car, because we did not want to get stuck at the parking lot.(駐車場が混雑して出られなくなるといけないので、映画が終わるとすぐに急いで車へ直行した。)などと使えます。