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食べ物も marry できる?

marry と言えば、もちろん「結婚する」という意味で使われることが圧倒的に多いのですが、何度か料理番組を見ていて、シェフが使っているのを聞いたことがあります。

例えば、次のように言います。

Chocolate and orange marry well.
(チョコレートとオレンジは、よく合う。)

As it sits, all of the flavors marry.
(しばらく置いておくと、すべてのフレーバーが調和する。)

marry は、「調和する、結びつく」という意味で、combine のような意味ですね。

Chocolate and orange go well together. でも同じことが言えますが、marry というのも、ちょっと洒落た言い方ですね。

余談ですが、marry について、どこかで誰かに聞いた下記の言葉を思い出しました。

Keep your eyes wide open before marriage, half shut afterwards.
(結婚前は、目を大きく開けて、結婚後は、目を半分閉じておきなさい。)

一生の相手を選ぶのは慎重に行ない、その後はお互いの欠点などは見ないように心がけるということでしょうね。
名言だなあと思います。

チョコレートとオレンジのように、人間も marry well するためには、目を半分閉じておいた方がよさそうですね。。

似ているようで似ていない pothole と pitfall

車を運転していると、舗装された道路でも表面が少しくぼんだ所があり、その上を走ると、がたんと車が傾くことがあります。

長い間使用されている道路は、すり減って、自然にそういうくぼんだ所ができるようですが、そのような、「路面のくぼみ」は、pothole と言います。

pothole があると危険なので、そのくぼみをなくすために、アスファルトを継ぎ足すような作業をしているのを見かけるのですが、そういうときに、次のような標示を見たことがあります。

pothole patching ahead
(前方、路面のくぼみを継ぎ足し中)

また、先日、雑誌を読んでいたときに、pitfall という言葉が出てきたのですが、pothole と似た発音でもあり、どちらも ”穴”のことで、おもしろいなあと思いました。

でも、穴は穴でも、pitfall は、「落とし穴」のことです。

もともとは、動物に仕掛けるようなわなのことで、「隠れた危険、思わぬ困難」という意味です。

例えば、次のような記事の見出しがありました。

Second-career pitfalls
(第二のキャリアを始める際の思わぬ落とし穴)

そして、どのような隠れた落とし穴、危険があるのかということが書かれていましたが、それらの危険なことが、pitfalls ということです。 

pitfall は、「間違いやすい点」とも言えますね。

第二のキャリアを始める際、自分の能力を不当に低く見せる必要はないけれども、以前の職場で重要な地位にあったことに固執するようではいけないということなどが書かれていました。 そういう落とし穴 / 間違いやすい点を認識した上で、新しい世界で活躍しようという内容でした。

このように、pothole も pitfall も穴ですが、pothole は、「道路がすり減ってできた路面のくぼみ」で、pitfall は、「落とし穴、思わぬ困難」で、まったく違う穴なのです。。


Ma'am は、必ずしも丁寧ではない?

お店で買い物をして、レジで、店員に、Thank you, Ma'am. のように言われます。

Ma'am は、Madam のことですが、日常は、Ma'am の形でよく聞きます。

Ma'am は、もちろん、「奥様」という意味ですね。 

学校で、生徒が女性の先生に、返事をするときなどにも、Yes, Ma'am. のように使い、この場合は、Ma'am は、「先生」という意味にもなります。

いずれにしても、Ma'am をつけると、丁寧になるのですが、Ma'am と言われたくない場合もあるようです。

以前、息子がまだ小さいころ、小学校でボランティアをしたことがあるのですが、そのときに、ある大学生の女性もボランティアに来ていて、その女性が仕事内容に関して質問したときに、先生に、Yes, Ma'am. と言われたことが、ショックだったようで、次のように言っていました。

I can't believe he just ma'amed me.
(彼は今、私のことを、Ma'am と言ったけど、信じられない。)

このように、ma'am は、カジュアルな用法で、「Ma'am と呼ぶ」という意味でも使われます。

それからも、何度か、このようにショックを受けている人の話を聞いたり、最初に、Ma'am と呼ばれたことが漫画のテーマになっているのを見かけたこともあります。

Ma'am に対して、若い女性は、Miss ですが、この境目が難しいんでしょうね。

私などは、完璧な Ma'am ですが、20才ぐらいの女性が、Ma'am と言われると、おばさん扱いされたと感じる人もいるようです。
ずっと、Excuse me, Miss のように言われてきたのに、ある日突然、Ma'am と言われて、ショックを受ける気も分かるような気もします。

ただ、フランス語では、若くても、英語の Miss に当たる Mademoiselle よりも、Madame の方が、大人の女性として認められたように感じると習った記憶があるのですが、国や地域、また人によって感覚が違うのかもしれませんね。

大人の女性とは認められたいけれど、魅力のないおばさんの仲間には入りなくないという女性の心理でしょうか。

牧師の敬称 Reverend

1月15日は、Martin Luther King Jr. Day で、キング牧師の誕生日ということで、彼を称えるイベントが各地で行われます。

キング牧師と言えば、I have a dream. (私には夢がある。)という人種の平等を呼びかけた演説が有名ですね。

彼のような牧師に対する呼びかけの敬称、尊称として、Reverend という言葉があり、次のように使うようです。

the Reverend Martin Luther King Jr.

牧師のファーストネームが分からないときは、the Reverend Dr. King Jr. としてもよいようです。

the Rev. Martin Luther King Jr. と Reverend を省略することもあります。

これらを訳すなら、キング牧師様という感じになるのでしょうか。

reverend という語は、中期フランス語で、worthy of respect (尊敬に値する = respectable)という意味だそうです。

最近は、カジュアルな雰囲気の教会も多いようで、reverend という単語は、あまり使われないのかもしれませんが、新聞の文章の中では、何度か見かけたことがあります。

キング牧師が残した有名な言葉はたくさんありますが、先日の新聞に下記が載っていました。

We must accept finite disappointment, but we must never lose infinite hope.
(私たちは、限りのある失望は受け入れなければいけない。 しかし、無限の希望は、決して失ってはいけない。)

失望というのは、永遠のものではないので、無限の希望を失わずに生きていこうということでしょうか。
力強い言葉だなあと思います。

dad joke で、笑おう

日本語で、おやじギャグに当たる表現は、dad joke と言います。

どこの国でも、おやじギャグのようなだじゃれやつまらない冗談をを言うのは男性が多いということなのでしょうか。

我が家でも、夫が dad joke を言い、息子と私が、顔を見合わせ一応笑ってあげるという感じです。

つまらないと書きましたが、これが実は、おもしろいものもたくさんあるのです。

下記は、何度か聞いたことのある、クラッシックな? dad joke です。

① What time did the man go to the dentist ?
 (その人は何時に歯医者さんに行ったの?)
  Tooth hurt-y.
 (2時半だよ。)

Tooth hurt-y (歯が痛い)と Two thirty (2時半)の発音が似てますね。

② What do prisoners use to call each other ?
 (囚人たちは、お互いに電話するとき、何を使う?)
 Cell phones
 (携帯電話だよ。)

cell phone は、携帯電話ですが、cell は、刑務所の独房という意味もありますね。

③ I am reading a book about anti-gravity.
 (反重力についての本を読んでいるんだ。)
  It's impossible to put it down.
 (その本は、面白くて読むのをやめられないよ。)

put down は、「下に置く」という意味で、anti-gravity (反重力)の本なので、ここでは、本などが面白くて、下に置けない=やめられないということになります。

こんな風に、dad joke で、笑いながら英語の勉強をするのもいいかもしれません。

standing appointment

standing がつく表現はたくさんあり、standing ovation というのは、日本語にもなっていますが、全員が起立して拍手することですね。

次のように「地位」という意味でも使われます。

His social standing is low.
(彼の社会的地位は低い。)

また、スポーツなどでは、「順位」という意味もあります。

She was the second in the standings.
(彼女は、勝敗順位が2位だった。)

そして、先日の新聞の中で、standing appointment という言葉を見つけたのですが、意味が分からなかったので調べてみました。

これは、例えば、マッサージやら、カイロプラクティックなど、週に一回、月に一回などと、定期的に通うものの予約のことのようです。

私の義母は、4週間ごとに、美容院の standing appointment があるそうです。

このような standing は、「期間が効力のある、習慣的な」のような意味ですね。

the があると、よい意味になる?

トランプ大統領が、ハイチやアフリカ諸国のことを shit hole と言ったことが問題になり、世界中で報道されています。

口に出すことはもちろんのこと、新聞などでは、s--- hole、s hole などと、スペルを書くこともはばかられるようなひどい表現で、shit hole は、直訳すると、shit (くそ) と hole (穴)で、野外トイレのような不潔な汚いところということです。

今日は、この品のよくない shit という単語について、思い出したことを書きたいと思います。

ここでは、英語の学習ということで、スペルをそのまま書かせていただきます。

私が一番よく聞く shit は、何か腹が立ったり、がっかりしたりときに、Oh shit. (くそっ。)と間投詞として使うものです。

例えば、ケーキを切って、テーブルまで持って行く途中で落としてしまって、Oh shit. と言いたいところですが、shit は、一応使ってはいけない品のよくない言葉とされているので、Oh shoot. と似た音の単語と置き換えて言っている人もいます。

夫が子供のころ、このようなよくない言葉を口にすると、口を浄めるという意味で、親から石鹸をしばらく噛んでおくという罰を与えられたそうです。 今ではそういうことをしている家庭はあまり聞きませんが、昔は普通に行われていたようです。 
そして、現在は、昔よりも、そういう言葉が気軽に使われているような感じもします。 

shit は、「クソ、くだらないもの、ひどい扱い」などとよいイメージがない語のように思っていたのですが、これがよい意味で使われることもあると息子から聞いてびっくりしたことがありました。

もちろん、高校生などが使う俗語なので、一般人、ましてネイティブスピーカーではない人が使うべきではまったくありませんが、言葉の使い方として興味を持ちました。

That movie is the shit.
(あの映画はすばらしい。) のように言えるそうです。

be the shit という形になると、「すばらしい」という意味になるそうなのですが、どうして shit に the がつくと、よい意味になるのか理解しにくいですね。

shit は、stuff (もの)の意味で使われていて、real shit や good shit の省略ではないかという意見もあるようです。

では、the は、何なのでしょう。 強調で、「たったひとつの、真の」という意味なのでしょうか。

何人かに聞いてみましたが、はっきり分からず、とにかく、the shit は、真のすばらしいものということで覚えておくしかないですね。

そこで、ふと、日本語の「くそ」という言葉も、「くそ力」や「くそ度胸」のように、上品ではないとしても、悪いイメージではない使い方もあるなあと思いました。

こういう「くそ」は、「あきれるほどの、すごい」という意味ですね。

なかなか、shit や「くそ」の使い方も複雑なものだなあと思います。

shit は、何か普通ではない、程度がはなはだしいものについて、それが悪い場合もよい場合にも使われるのかなあと思いました。

私たちが使うべきではない単語 shit について、長々と書きましたが、最後まで読んでくださりありがとうございました。。

冠と戴冠式

昨日のニュースの中で、イギリスのエリザベス女王が、戴冠式での冠は重いものだとお話しされているインタビューがありました。

ダイヤモンドが散りばめられた冠ですが、ダイヤモンドも石だということを考えると重いのでしょうね。

フランス語では、couronne (冠)、couronnement (戴冠式)と基幹になる語が同じなので、覚えやすいですが、英語では、冠は、crown 、戴冠式は、coronation となります。

そして、「王冠を載せる、王位につかせる」という動詞もまた crown ですが、歯にかぶせるのもクラウンですね。

coronation を辞書で引いてみると、近くに、corona がありますが、これは、「コロナ」で、太陽や月の光環のことで、もとは、冠を意味する言葉です。

太陽のコロナもエリザベス女王の冠も、どちらも環状のものということですね。

また、corolla は、「花冠」と載っています。

そこで、トヨタのカローラを思い出しました。 私の夫は、トヨタの Camry (カムリ)に乗っているのですが、カムリという名前も、冠 = kanmuri という音から付けられた名前だそうで、なかなか洒落た名前の付け方ですね。
そのまま、crown (クラウン)もあり、トヨタは冠シリーズがあるわけですね。

もうひとつ、coroner という単語も辞書で見つけたのですが、冠と関係する語のように見えるのに、意味は「検死官」となっていて不思議だなあと思い調べてみました。

coroner というのは、もともとはロイヤルファミリーの資産を守る役人ということだったそうですが、だんだん意味の幅が狭まり、特に不審な死などについて検査する検死官という意味になったようです。

エリザベス女王の冠から、また脱線してしまいました。。

nomophobia

雑誌の中で、nomophobia という言葉を見つけました。

- phobia というのは、「.....恐怖症」ということですね。

例えば、acrophobia は、高所恐怖症のことです。

acro は、ギリシア語で、「高い所、てっぺん」という意味で、acrobat = アクロバットというのも、高い所にロープを張ってその上を歩くような曲芸師のことですね。

nomophobia というのは、聞いたことがなかったのですが、これは、no mobile phone phobia を省略して作られた言葉のようです。

意味は、次のように書いてありました。

the fear of being without your cell phone.
(携帯電話がないと不安に感じること)

スマートフォン / 携帯電話がないと不安で、常にスクリーンを見ているようなことですね。

また、そういう人は、-phobe 「.....を恐れる人」を付けて、nomophobe と言います。

携帯電話がないと生活しにくい世の中にはなってきていますが、恐怖症になるほどでは困りますね。。

eventually と eventuality

event という単語は、日本語でも、「イベント」として使われていますが、「起こること、起こりそうなこと」というのが根底にある意味です。

eventful というと、「出来事が多い」ということですが、反対に、何もない普通の平穏な日は、uneventful day のように言います。

先日、冬季オリンピックの会場準備についてのニュースを聞いていると、prepare for eventuality という言い方が耳に入ってきたのですが、eventuality というのは、「不慮の事態、万一の場合」という意味です。

北朝鮮の問題もあり、万一の場合を考えて、警備体制などの準備をしているというような内容でした。

event 自体は、中立的な言葉なのに、eventuality には、よくないことが起こるかもしれないという意味があるんだなあと興味深く思いました。

また、eventually は、次のように日常よく使われる言葉です。

Eventually you will find a house you like.
(いつかは、好きな家が見つかるよ。)

これは、家を買おうとしている人が、なかなか自分に合う家が見つからないような場合、そのうちに見つかるよと言ってあげるようなときに使える言葉で、eventually は、「いつかは、ゆくゆくは」という意味です。
時間はかかるかもしれないけど、いつかは起こるだろうという感じですね。

また、過去形でも使えます。

He eventually found a house he liked.
(彼は、結局は好きな家を見つけた。)

これは、時間はかかったけど、結局なんとか見つかったという感じです。

event (起こること)を基本に、少しずつ派生していくのがおもしろいなあと思います。

お知らせ
プロフィール

Author:Yurikoyama
アメリカ人の夫と息子と三人家族です。高校ではバージニア州のハイスクールで交換留学生として1年間過ごし、その後日本の大学でフランス語を学びました。
いろいろな言語に興味があり、現在はスペイン語もぼちぼち学習しています。

アメリカのニューメキシコ州、テキサス州で12年、香港で6年、そして2018年から約3年大阪で住み、2021年12月にアメリカのペンシルベニア州に引っ越してきました。
息子はニューヨーク州にある大学で寮生活をしており、これからリタイアした夫と二人の生活です。。。

日常、気になった言葉や表現について書いています。
よろしくお願いいたします。

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