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考えていることが運命となる

BSで The Iron Lady (マーガレット サッチャー 鉄の女の涙) を観ました。

元イギリスの首相 マーガレット サッチャーの少女時代から引退後までの人生を描いた作品です。

鉄の女と言われるだけあって強い女性として描かれていますが、家庭を持った後も政治家としての生活を優先した心の葛藤も描かれています。

映画の中の次の言葉が心に残りました。

Watch your thoughts, for they become words. Watch your words, for they become actions. Watch your actions, for they become habits. Watch your habits, for they become your character. And watch your character, for it becomes your destiny. What we think we become. My father always said that.

(考えていることに気をつけなさい。なぜならそれが言葉になるから。 言葉に気をつけなさい。 なぜならそれが行動になるから。 行動に気をつけなさい。 なぜならそれが習慣になるから。 習慣に気をつけなさい。 なぜならそれが人格になるから。そして人格に気をつけなさい。 なぜならそれが運命になるから。 考えているようになっていくものだ、と私の父はいつもそう言っていた。

「考えは言葉となり、言葉は行動となり、行動は習慣となり、習慣は人格となり、人格は運命となる。」 ということですね。

watch という語が使われています。

watch は、「見る、じっと見る」 という意味がありますが、ここでは、to be careful of something (~に注意する、気をつける)という意味ですね。

watch は、wake (目が覚める)とも語源が同じで、to be remain awake (起きたままでいる) ということで、注意して見るということになるのでしょうね。

心に思っていることは、自然と言葉に表れるというのは、よく言われることかもしれませんが、それが、運命まで続いているのなら、自分が考えていることについて、注意した方がいいかもしれませんね。

仏陀も次のように言っています。

If a man speaks or acts with a pure thought, happiness follows him like a shadow that never leaves him.
(汚れのない考えを持ち話し行動すれば、決して人から去らない影のように、幸福がその人の後について行くだろう。)

心に何を思うかで、その人の人生を変えてしまうことがあるのかもしれませんね。 


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手抜き

コロナ感染者が全国的にも増えてきて、ワクチンへの期待がますます高まっていますね。

全てがうまくいけば、一年以内に実用が可能になるかもしれないと報道はされていますが、その有効性、副作用など、明らかになっていない点もあり、まだ時間はかかりそうです。

アメリカ NBC の記事の中に、ワクチンについて、次のような文を見つけました。

The head of the FDA has insisted it will not “cut corners” on safety.
(FDA = 米食品医薬品局の代表は、安全面において手を抜くことはないと断言した。)

cut corners の定義は次の通りです。

to save time, money, or energy by doing things quickly and not as carefully as you should
(速く物事を進めたり、当然払うべき注意を払わないことで、時間、お金、エネルギーを節約すること)

「手を抜く、工程をはしょる、経費、時間などを節約する」 という訳も載っています。

corner = 角を回らずに横切るということで、近道するということですね。

近道と言えば、shortcut ですね。

shortcut も近道をするという点では同じですが、take a shortcut の方は、ある意味で知識や経験を基にしたものなのでしょうが、cut corners と言うと、大事な部分を省くというニュアンスがあるように思います。

take a shortcut は、効率的ということなのでしょうね。

cut corners は、大事な部分を省いたために、結果の質がよくないということですね。

例えば、肉団子と野菜の炒め物を作るとして、肉団子を買ってきて、野菜だけ切って一緒に炒めるのは take a shortcut ですね。

肉団子の材料が全部そろわずに、わざわざ買いに行くのが面倒で、足らない材料で作り、味の質が落ちるのが cut corners という感じでしょうか。

料理はたまに手抜きになることはありますが、ワクチンの場合は、急ぐからという理由から、cut corners することがないように願いたいですね。


うまくやりくりする

コロナで在宅勤務になって、会社の仕事と家事や育児の分離が難しいということを聞くことがあります。

私の友人も、在宅勤務は肉体的には楽だけれど、通勤時間に本を読んだり、家庭と仕事の切り替えができないのが少々しんどいと言っていました。

在宅で仕事をしながら、子供の昼食を作ったり、休憩時間に家事をこなすなど、「複数のことを調整して、うまくやりくりする」 という意味で、juggle が使われるのを時々見聞きすることがあります。

Executives were amazed at how well their workers performed remotely even while juggling child care and the distractions of home.

(重役たちは、社員たちが子供の世話や家で気が散ることをやりくりしながらでさえ、非常にうまく遠隔勤務を果たしていることに驚いた。)

juggle と言えば、もちろん、ボールやお皿などを空中に投げては受け取る曲芸 = ジャグリングのことですね。

それを思い浮かべると、次々と複数のことを手際よくこなしていくイメージが想像できますね。

It is hard to juggle career and family life.
(仕事と家庭生活を両立させるのは難しい。) 

He juggles multiple projects.
(彼は複数のプロジェクトを掛け持つ。)

また、うまくやりくりするということから、「数字や事実などをごまかす、不正に操作する」 という意味もあるようです。

It won't matter if we juggle the figures - no one will know.
(データを書きかえても問題ない。誰にも分からないのだから。)

juggler は、一種の手品師ということで、play tricks = トリックを使う、一芝居打つ、だますということにもなるのでしょうね。

juggle は、家庭と仕事の両立など、複数のことをうまくこなすというようなよい意味で使われる場合もあれば、だますというよくない意味もあるわけですね。

そう言えば、「操る」 という言葉も、「三か国語を操る」、「陰で人を操る」 などと言いますね。

私は、いろいろな言語に興味があるので、juggling several languages (複数言語を操ること) ができるように努力したいなあと思います。 


暗いニュース

最近は、コロナや自然災害、Black Lives Matter の抗議デモ関連など、あまり明るいニュースがないので、友人とのメールの内容も、つい暗い話題になってしまうことがあります。

先日の友人からのメールに、次のような表現がありました。

Okay enough of the gloom and doom.
(分かったよ、暗いニュースはもうたくさんよね。)

gloom and doom という表現は、音的には韻を踏んでいて軽快でいいですね。

でも意味は、gloom (暗がり、陰気、憂鬱) + doom (悲運、死) で、次のような定義が載っています。

sad and tragic events : a feeling or attitude that things are only getting worse
(悲しい悲劇的な出来事: 物事がただひどくなっていくだろうという気持ちや考え)

「悲観的な先行き、暗い見通し、悪いニュース、将来に希望が持てない」 などの訳も載っています。

Her letter was filled with stories of gloom and doom.
(彼女の手紙は、悪いニュースの話でいっぱいだった。)  のように言えます。

友人同士、良いニュースも悪いニュースもシェアしていますが、暗いことを書いた後で、明るい話題を持ち出す場合によく使われる表現があります。

on the bright side です。

「明るい側面を見れば、明るい面を挙げれば、良い方向に考えれば」 ということで、分かりやすいですね。

He lost the race, but on the bright side, he didn't get hurt.
(彼はレースで負けたが、良い方向に考えれば、彼はけがはしなかった。)

ところで、gloom and doom の反対で、bright and cheerful (明朗快活な、明るく陽気な) という言い方もあるようです。

Cafe Botanica offers a bright and cheerful dining space with a sweeping view of Central Park.
(カフェボタニカは、セントラルパークが見渡せる明るく陽気なダイニングスペースを提供している。)

毎日、コロナの感染状況を気にしながら、days of gloom and doom (気がめいるような日々)を過ごしてはいますが、このパンデミックから気づいたこと、学ぶことはたくさんありますね。

There is always a bright side. (常に明るい側面がある。)と思いつつ、ポジティブに過ごしていければと思います。


タンザニア

言葉に関するさまざまな記事がスマホに送られてきて、おもしろそうなものを読んでいます。

意味は分かっても発音が難しい語について書かれた記事がありました。

Tanzania は、アフリカのタンザニアという国名で、スペルもそのままで簡単ですね。

ところが、発音を問われると、ちょっと悩んでしまわないでしょうか。

この記事の中では、オーストラリアの州名の Tasmania (タスマニア)と一緒に並んでいたので、混乱してしまいました。

正しい発音はそれぞれ、次の通りです。

Tasmania → tæzméiniə (タズメイニア のメイを強く発音)

Tanzania → tæ̀nzəníːə (タンザニーア の二を強く発音)

私は、タンザニーアが、タズメイニアのように、タンゼイニアかもと思ってしまったのです。

それで、家族にもテストしてみると、夫も息子も正しい発音をするのです。 

そうか、混乱するのは私だけかと思い、タンザニアの発音について調べていると、なんと、トランプ大統領が2016年 (大統領就任前)に外交政策のスピーチの中で、タンザニアをタンゼイニアと発音してニュースになっていたようです。

考えてみると、Australia、Pennsylvania など、オストゥレイリア、ペンシルベイニアとなり、タンゼイニアと言いたいところですね。

Tanzania は、union of Tanganyika (named for the lake) and Zanzibar (湖の名前であるタンガニーカ = 大陸部とザンジバル = 島部の合併)で、この二つの名前を組み合わせたものだそうです。

タンザニアの現地の人は、タンザーニアとザにアクセントを置いて発音する場合もあるようで、正しい発音は一つだけとも言えないのかもしれませんが、英語の中で使われる場合は、タンザニーアが正しいということになのでしょうね。

Tanzania などの国名、固有名詞などは、普段あまり発音することもないかもしれませんが、出てきた時にきちんと覚えていきたいものですね。


意見を変える

気が変わる、意見を変えると言う場合には、change one's mind や change one's opinion という表現が思いつきます。

新聞を読んでいると、簡単な言葉で同じような意味を表す慣用句を見つけました。

フランスのマクロン大統領は、火災で焼損したノートルダム大聖堂の再建に関して、火災直後は、尖塔に「現代的な趣」を加えたいと表明していたそうですが、尖塔を元通り復元すると考え直したということが、次のよう書かれていました。

Macron, who wants Notre Dame reopened in time for the 2024 Olympics, had initially pushed for a contemporary touch atop the cathedral, prompting eye-catching proposals from architects around the world. But Macron came around to the traditionalists' argument and approved reconstruction plans for the 12th-century monument........

(マクロンは、ノートルダムが2024年のオリンピックに間に合うように再開できることを望み、世界中の建築家に人目を引く提案を促し、大聖堂の頂上(尖塔)を現代風にするよう推し進めていた。 しかし、マクロンは、伝統主義者の論拠に合わせて意見を変え、12世紀の記念塔の再建計画を承認した。)

come around は、文字通り、「ぐるっと回ってやって来る」 という意味もありますが、そのようにぐるっと回って回り道をするというイメージから、「意見を変える、態度を変えて同意する」 という意味で使われます。

このような come around は、読む場合は何となく分かりますが、自分で文章を書く場合には、思いつきにくい言い方かもしれないなあと思いました。

come around は、他にも、become conscious (意識を取り戻す)という意味もあるようです。

事故や手術の後、意識を取り戻すという場合に使えます。

She hasn’t come around yet.
(彼女はまだ意識が戻っていない。)  のように言えます。

誰でも知っているような語でも、使いこなすのは難しいと、いつも思います。


悪筆

日本語でも英語でも、読みやすくてきれいな字が書けると、書いた人の印象がよくなりますね。

手書きの英語の手紙をもらっても、とても読みづらい字を書く人もいます。

下手な字のことを、日本語では、「ミミズが這ったような字」 などと言いますね。

英語ではどうなのか考えたこともなかったのですが、先日読んでいた新聞の中で、次のような表現を見つけました。

........ my friend wrote, his chicken scratch still familiar from our days in grade school.
(小学校で一緒に過ごしたころからよく知っている今でも汚い字で、私の友人は書いた。)

chicken scratch は、「鶏が引っかいた足跡のような筆跡」 ということで、「ひどい悪筆」 という意味になるようです。

通常、字が汚いと言う場合は、I have a very bad handwriting. と言えばいいですね。

handwriting は、「筆跡」 ですね。

chicken scratch と言うと、読めないほどのかなりの悪筆という感じなのでしょう。

また、「文字などが読みにくい、判読できない」 というのは、illegible という語があります。

His letter was totally illegible.
(彼の手紙は、全く判読できなかった。)

(手紙の)文字が判読できないというのが、illegible です。

また、(手紙の)内容がおもしろくない、難しすぎるなどの理由があって、読みにくいと言いたい場合は、unreadable という語もあります。

でも、unreadable も、illegible の意味で使う場合もあるようです。

コロナ禍で、仕事や学校がオンラインで行われる中、人とのコミュニケーションには、コンピュータやスマホから、ほんのひととき離れて、手書きの手紙を書くのもいいものだということが、記事に書かれていました。

snail mail のゆっくりしたリズムもいいものかもしれませんね。

きれいな字が書けないとしても、読める = legible 字は、書きたいものですね。


替え玉

真実かどうかは分かりませんが、トランプ大統領が大学受験で替え玉をを使ったと言われています。

President Donald Trump paid a proxy to take a standardized college entrance exam for him when he was a high school student, his niece writes in a tell-all book scheduled to be published next week.

(ドナルド・トランプ大統領は、高校生の時に、お金を払って替え玉に標準大学入学試験を受けさせたと、来週出版されることになっている暴露本の中で、トランプ大統領の姪が書いている。)

tell-all book で、「暴露本」 は分かりやすいですね。

「替え玉」 という意味で proxy が使われています。

proxy は、ここでは、次のように言えますね。

a person authorized to act for another 
(他の人のために行動する権限を与えられた人)

「代理人、代理」 ということです。

代理と言うと、悪い響きはなく、日本語では 「替え玉」 という表現がぴったりですね。

また、高齢の親の代理で、書類の手続きをするような場合も、proxy が使えて、その場合は、「代理」 でいいですね。

I am a proxy for my parents.
(私は両親の代理を務めています。)

そして、そのように定めたことが書かれた書類は、letter of proxy (代理委任状) と言えます。

proxy の語源は、ラテン語 procurare = manage ということで、管理する、引き受けるということになるのでしょう。

なので、proxy は、言葉的には、不正を働く、だますなどの含みはありませんが、使われ方によっては、「替え玉」 となるのですね。

余談ですが、代理と言えば、代理出産もありますね。

代理出産の代理は、surrogate という語があり、 surrogate mother の定義は次の通りです。

a woman who carries and delivers a baby for another person or couple
(他の人や夫婦のために、赤ちゃんを身ごもり出産する女性)

また、学校で、先生が休みの日に代わりに来られる代行の先生は、substitute teacher です。

代理にもいろいろな語があるので、使い分けが必要ですね。



鉋(かんな)から考えたこと

家のリフォームをするテレビ番組を見ていた時に、材木の表面を平らにするために、鉋(かんな)で削っている場面がありました。

そう言えば、鉋は英語で何と言うのか知らなかったなあと思い、隣にいた夫に聞いてみると、plane だと言いました。

なるほど、「平らな」 という意味がある plane には、材木を平らにする 「鉋」 という意味もあり、その簡潔さに感動してしまいます。

それにしても、plane のような簡単な語ですが、今まで 「鉋」 という意味は見逃していたわけで、こういう抜けが他にもたくさんあるんだろうなあと思いました。

plane と言えば、もちろん、airplane を思い出しますね。

airplane の plane はどういう意味なのか気になります。

フランス語 planer には、「飛行機が滑空する」 = soar という意味があるようです。

滑空というと、字の通り、空を滑るように飛行することですね。

滑らかということは、「平面、平らな」 ということとつながるのかもしれません。

先日、去年の日記を読み返していて、去年の今ごろは、アメリカを旅していたのですが、ペンシルバニア州で、Johnstown Inclined Plane に行ったことを思い出しました。

ここは、world's steepest vehicular inclined plane ([車や人を運ぶことができる] 乗り物として使える世界で最も急な斜面) だそうです。

平面、水平だけではなく、このような斜面の面も plane を使うわけですね。 

そこで、もうひとつ、plane と同じ発音の plain もありましたね。

アメリカの Great Plains (グレートプレーンズ) の plain は、「平原、平野」 という意味で、通常は複数形で使われます。

また、テキサス州には、Plainview という名前の市があります。 以前私たちが住んでいた市から、それほど遠くないところです。

何も障害物がなく見渡せるような大きな平原が広がっているというイメージの名前で、実際にそんな感じでした。

plain も plane と同じく、「平らな」 というのがもともとの意味のようですが、他にも、simple、basic のような意味でも使えますね。

plain yogurt は、お砂糖などの味がついていないヨーグルトで、plain colored shirt なら、無地のカラーシャツですね。

そして、女性には plain と言わない方がいいですね。 She is a plain girl. と言うと、「きれいでない」 または、「器量が並みの」 ということになります。

また、plain には、clear という意味もありますね。

Global warming is plain to see.
(地球温暖化は歴然としている。)

explain にも plain が入っていますが、ex = out + plain = make clear で、「明白にする」 ということで、「説明する」 ということになるわけですね。

ついでに、plan も、同じく、平らな→平面→平面図→計画となるようです。 plan は、フランス語では 「地図」 という意味もあります。

こんな風に、平らということが、さまざまな意味へと広がっていくものですね。


箱の中と外

我が家では、日曜日の朝食には、パンケーキを作ります。

小麦粉が少なくなってきていたので、夫が出かけるついでに買ってきてもらいました。

夫はほとんど漢字が読めないので、小麦粉(薄力粉)の袋を見せて、これと同じものを買ってくるように頼みましたが、持って帰ってきたものは、強力粉でした。

もしかして、頼んだ薄力粉がお店になかったのかもと聞いてみると、あったそうなのですが、違うブランドもいいかと、勝手に判断したそうで、私の指示は完全に無視されて、少々腹が立ってしまいました。

違うブランドだけならいいのですが、薄力粉と強力粉は違うものですね。

アメリカでは、便利な all-purpose flour というものがあるので、その名の通り、いろいろな目的に使える小麦粉で、パンケーキにも、お菓子にも使っていました。

考えてみると、私がよく使っていた all-purpose flour が、日本の小麦粉のどれに当たるのかを知らないと気づきました。

調べてみると、all-purpose flour は、強力粉と薄力粉の割合が半々の粉だそうで、「中力粉」 となるそうです。

「強力粉」 は、bread flour で、パンを焼くのにはいいですね。

「薄力粉」 は、cake flour に近いようで、all-purpose flour よりもソフトなものです。

それで、強力粉を使って、パンケーキを作ってみると、これが、ちょっともっちりした感じで、おいしいのです。

私はどちらかと言えば、今まで使っていた薄力粉よりも強力粉で作るパンケーキの方がいいかもしれないと思ったほどです。

それまで、パンケーキは薄力粉で作るものだと思っていた私は、 inside-the-box thinker (型にはまった考えをする人) なのかもしれないと、ちょっと反省をしました。

inside-the-box よりも、その逆で think outside-the-box という慣用句の方がよく使われ、定義は次の通りです。

to think imaginatively using new ideas instead of traditional or expected ideas
(従来の考えや予想された考えではなく、新しい考えを用いて独創的に考えること)

box が、既存の枠という感じでしょうか。

Employees are encouraged to think outside the box and develop creative solutions.
(社員たちは、独創的に考えて創造的な解決策を生み出すように勧められている。) のように言えます。

夫が強力粉を買ってきたのは、独創的というわけではなく、単なる間違いなのですが、そのおかげで、おいしい発見とともに、自分が少々既存の枠にとらわれていることがあることに気づきました。

今日のパンケーキは、強力粉と薄力粉を半々にして、アメリカの all-purpose flour の割合で作ってみましたが、これもおいしくできました。

これからも、少しずつ冒険してみようと思います。。


お知らせ
プロフィール

Author:Yurikoyama
アメリカ人の夫と息子と三人家族です。高校ではバージニア州のハイスクールで交換留学生として1年間過ごし、その後日本の大学でフランス語を学びました。
いろいろな言語に興味があり、現在はスペイン語もぼちぼち学習しています。

アメリカのニューメキシコ州、テキサス州で12年、香港で6年、そして2018年から約3年大阪で住み、2021年12月にアメリカのペンシルベニア州に引っ越してきました。
息子はニューヨーク州にある大学で寮生活をしており、これからリタイアした夫と二人の生活です。。。

日常、気になった言葉や表現について書いています。
よろしくお願いいたします。

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