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前掛けエプロン

近所の友人のお義母さんが縫った前掛け(エプロン)がたくさんあり、私の母にどうかと聞かれて、喜んでいただきました。

私は上半身も下半身もカバーする長いタイプのエプロンは使いますが、あまり前掛けを使うことはありません。 80代の私の母は、今も台所に立ち料理を作るのに、前掛けの方がさっと使いやすいと言います。

前掛けも長いタイプのエプロンも apron には違いないのでしょうが、apron と言えば、長いタイプのエプロンを思い浮かべてしまうのは私だけでしょうか。

別の友人に、前掛けを見せた時に、half apron と言っていました。 

他にも、short apron と言ったり、腰につけるので waist apron とも言うそうです。

これらに対して、長いタイプのエプロンは、long apronbib apron という表現もオンラインショッピングのサイトで使われています。

bib と言えば、マラソンランナーなどが胸につけるナンバーや、子供が胸につけるよだれかけという意味がありますね。

bib は、ラテン語 bibere (飲む) と関係があるようで、よだれかけというのは、赤ちゃんがミルクなどを飲む時につけるためのものということなのかなあと思ってしまいました。

apron の語源は、ラテン語 mappa = napkin で、古フランス語 naperon (小さいテーブルクロス) から変化したようで、布を意味する語なのですね。

きれいな柄の布で縫われた前掛けエプロンを見ながら、最近は、エプロンをつけるほどの料理もしていないなあと思う今日このごろです。。


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ハッスル

日々の雑務に追われて、英語について考える余裕や気力がなく、なかなかブログの更新ができず失礼しております。

アメリカの帰国居住者のための移民ビザを取得するために、以前に住んだ国での犯罪がないという証明を現地の警察から取得しなければならないということを友人に言うと、そんなことまで必要なのかと同情してくれて、次のように言っていました。

Such a hassle! Sounds ridiculous!
(本当に面倒ね。めちゃくちゃだね。)

hassle は、trouble、difficulty ということで、「面倒、困難、わずらわしいこと」 という意味です。

また、動詞で 「悩ませる、困らせる、イライラさせる」 という意味もあり、次のような例文も載っています。

The children keep hassling me to take them to Disneyland.
(子供たちはディズニーランドに連れて行ってほしいとせがみ続ける。)

harass が同意語として挙がっていましたが、少しニュアンスは違い、harass の方がより深刻で、絶えず、繰り返し困らせる感じですね。

hassle の発音は hǽsl で、カタカナではハッスルでしょうか。

hustle という語もありますが、こちらの発音は hʌ́sl で、カタカナでは同じくハッスルなのでしょうね。

hustle には、日本語の 「ハッスルする、張り切る、頑張る」 という意味もありますが、次のような定義も載っています。

to act quickly and with energy (速く精力的に行動すること)

to push or force someone along (乱暴に押したり押し進むこと)

I hustled and finished the report.
(私は急いでレポートを仕上げた。)

He was hustled out of the room.
(彼は無理に部屋から押し出された。)

また、hustle には 「だまし取る」 という意味もあり、hustler は、「詐欺師、賭博師」 ですね。

ハッスルの意味もさまざまですね。


人差し指

アメリカ帰国居住者の移民ビザを取得するためには、日本での犯罪歴証明書と共に、現在までに住んだ国の犯罪歴証明書を求められます。

私は香港に住んだことがあるので、香港警察に指紋を提出する必要があるのですが、その用紙を見ていて知らなかった表現がありました。

親指は thumb ですが、他の指の名前を全部英語で言えるでしょうか。

中指は middle finger、薬指は ring finger、小指は little finger なのは知っていましたが、人差し指が forefinger と書かれていました。

私は人差し指はindex finger と覚えていて、fore という語を使うのは初めて知りました。

fore は、「前に位置している、前方の」 という意味ですね。

親指は finger とは数えないとして、人差し指は 「前にある指」 ということなのでしょうね

人差し指には forefinger の他に first finger という表現もあり、「一番目の指」 ということですね。

ただ、解剖学上では、親指も finger として数えられ、first finger は 「親指」 という意味になることもあるようです。

親指以外の 4本の指の指紋をまとめて採取する箇所があり、four fingers とあります。

fourfore は同音なので、口頭では紛らわしくなるなあと思いました。

ついでに、アメリカでは小指は pinky (pinkie) とも言い、pinky は、「小さい」 という意味があります。


訂正: fore finger と書いておりましたが、forefinger と一語に訂正しました。失礼いたしました。


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プロフィール

Author:Yurikoyama
アメリカ人の夫と息子と三人家族です。高校ではバージニア州のハイスクールで交換留学生として1年間過ごし、その後日本の大学でフランス語を学びました。
いろいろな言語に興味があり、現在はスペイン語もぼちぼち学習しています。

アメリカのニューメキシコ州、テキサス州で12年、香港で6年、そして2018年から約3年大阪で住み、2021年12月にアメリカのペンシルベニア州に引っ越してきました。
息子はニューヨーク州にある大学で寮生活をしており、これからリタイアした夫と二人の生活です。。。

日常、気になった言葉や表現について書いています。
よろしくお願いいたします。

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