ファスナーから考えたこと
アメリカ人は、fastener (ファスナー) を見ると、 zipper という言葉が出てくるようです。
私は、ジッパーよりも、ファスナーという言葉が先に浮かびます。 日本語に影響されているのでしょうね。
チャックと言う場合もありますが、チャックは、巾着(きんちゃく)のちゃくから来ているようで、語源は日本語なのですね。
fastener は、「留め具、ファスナー」 ということで、留め具全体を表す言葉なので、広い意味で、ボタンやねじ、釘なども fastener となります。 その点、zipper は、日本語で言うファスナーそのものを表す言葉のようです。
ところで、zipper は、ジッパーを締めたときの音から来た言葉です。 ジッパーの音は日本語でどのように聞こえるのでしょうか。 ヒューでしょうか、ビュッでしょうか。 それが、英語では、zip なのですね。
そして、zip と言うと、「ジッパーを締める」 以外に、「疾走する、敏速に動く、勢いよく進む」 という意味もあり次のように使えます。
I will zip through my work so I can go out for dinner with my girl friend.
(ガールフレンドと一緒に食事に出かけられるように、すごい勢いで仕事を片付ける。)
ジッパーで締めることも、ボタンをひとつひとつはめていくよりも速く締めることができるという含みもあるのかもしれません。
速いと言えば、fastener の中にも、fast (速い)が含まれますが、fast は、「速い」 という意味よりも先に、「留める、固定する」 のような意味があったようです。
また現代の fasten は、「留める、締める、結びつける」 という意味で使われますが、古英語では、fasten にも 「速くする」 という意味もあったようです。
そして、もうひとつ気になったことは、郵便番号の Zip code です。
この ZIP は、zone improvement program(配達区域番号制度) の略だそうです。
そして、もちろん、郵便物が zip (効率よく速く)届くようにという意味がこめられているそうです。
zipper、fastener、Zip code には、速さという共通点があるということが言えそうですね。
私は、ジッパーよりも、ファスナーという言葉が先に浮かびます。 日本語に影響されているのでしょうね。
チャックと言う場合もありますが、チャックは、巾着(きんちゃく)のちゃくから来ているようで、語源は日本語なのですね。
fastener は、「留め具、ファスナー」 ということで、留め具全体を表す言葉なので、広い意味で、ボタンやねじ、釘なども fastener となります。 その点、zipper は、日本語で言うファスナーそのものを表す言葉のようです。
ところで、zipper は、ジッパーを締めたときの音から来た言葉です。 ジッパーの音は日本語でどのように聞こえるのでしょうか。 ヒューでしょうか、ビュッでしょうか。 それが、英語では、zip なのですね。
そして、zip と言うと、「ジッパーを締める」 以外に、「疾走する、敏速に動く、勢いよく進む」 という意味もあり次のように使えます。
I will zip through my work so I can go out for dinner with my girl friend.
(ガールフレンドと一緒に食事に出かけられるように、すごい勢いで仕事を片付ける。)
ジッパーで締めることも、ボタンをひとつひとつはめていくよりも速く締めることができるという含みもあるのかもしれません。
速いと言えば、fastener の中にも、fast (速い)が含まれますが、fast は、「速い」 という意味よりも先に、「留める、固定する」 のような意味があったようです。
また現代の fasten は、「留める、締める、結びつける」 という意味で使われますが、古英語では、fasten にも 「速くする」 という意味もあったようです。
そして、もうひとつ気になったことは、郵便番号の Zip code です。
この ZIP は、zone improvement program(配達区域番号制度) の略だそうです。
そして、もちろん、郵便物が zip (効率よく速く)届くようにという意味がこめられているそうです。
zipper、fastener、Zip code には、速さという共通点があるということが言えそうですね。
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