fc2ブログ

幼年期からのキリスト教徒

キリスト教徒の両親から生まれた子供は、子供のころから教会へ行き、キリスト教徒として育てられることが多いですね。

私の友人の一人は、カトリック教徒ですが、宗教の話をしていた時に、彼女の娘さんのことを、cradle Catholic だと言っていました。

cradle は、赤ちゃんを寝させる 「揺りかご」 のことですが、「幼年時代、幼年期」 という意味もあるようです。

なので、cradle Catholic は、「幼年期からのキリスト教徒」 ということです。

Catholic の代わりに、cradle Christian のようにも使え、cradle Christian は、born Christian (生まれながらの / 幼児洗礼を受けたキリスト教徒)とも言います。

その定義は次のように説明されています。

a Christian who grew up in a household in which Christianity was practiced
(キリスト教を信仰している家庭で育ったキリスト教徒)

a Christian who was converted to Christianity as a child
(子供のころキリスト教に改宗したキリスト教徒)

a Christian who was raised by Christian parents.
(キリスト教徒の両親に育てられたキリスト教徒)

日本人が子供のころから道徳として学ぶようなことも、宗教を通して学ぶ人たちがいるのですね。

What is learned in the cradle is carried to the grave.
(幼年期に覚えたことは、死ぬまで忘れない。)   ということわざもあるようですが、幼年期をどのように過ごすかは、その後の人生に大きく影響することは確かでしょうね。


スポンサーサイト



コメントの投稿

管理者にだけ表示を許可する

No title

「日本人が子供のころから道徳として学ぶようなことも、宗教を通して学ぶ」は同感です。キリスト教文化圏には教会があって信仰(道徳)を教えるシステムが日常生活、地域社会にある一方で、日本では広く信仰されている仏教などを見ても、生活に根付いているかというと、キリスト教と比べて非常に弱く、また地域社会での人間関係の希薄化が進んだことで、子供への道徳教育、また庶民の道徳感を同一に広く保つことが日々難しくなってきていると感じます。

Re: No title

Stou kevin さん、こんばんは。
いつもありがとうございます。

仏教というのは、宗教というよりも哲学のような感じもしますけどね。

人間関係の希薄化が進んで、子供への道徳教育や庶民の道徳観を同一に保つことが難しくなってきているというのは、そうかもしれませんねえ。周りにいる大人からの影響が大きいですよね。学校の道徳の時間は、まだあるのでしょうけど。。

本当に心が美しいキリスト教徒たちもたくさんいますが、毎週教会へ行っていても、態度が悪い人や犯罪者などもいるわけで、やっぱり基本は家族との関係なのかなあとか思ったりしますが、どうなのでしょうね。
お知らせ
プロフィール

Author:Yurikoyama
アメリカ人の夫と息子と三人家族です。高校ではバージニア州のハイスクールで交換留学生として1年間過ごし、その後日本の大学でフランス語を学びました。
いろいろな言語に興味があり、現在はスペイン語もぼちぼち学習しています。

アメリカのニューメキシコ州、テキサス州で12年、香港で6年、そして2018年から約3年大阪で住み、2021年12月にアメリカのペンシルベニア州に引っ越してきました。
息子はニューヨーク州にある大学で寮生活をしており、これからリタイアした夫と二人の生活です。。。

日常、気になった言葉や表現について書いています。
よろしくお願いいたします。

日本ブログ村に登録しています
最新記事
カテゴリ
月別アーカイブ
最新コメント
検索フォーム
ご訪問ありがとうございます。
リンク