馬がかわいそう?
もう前にも言ったので、今さら言う必要がない、言っても無駄だというような場合に、夫や息子が使う慣用句があります。
I already told him that he should do this, but he won't listen, so I did not want to beat a dead horse.
(こうすべきだと彼にはもう言ったが、言うことを聞かないので、もう無駄なことはしたくなかった。)
beat a dead horse (死んだ馬にむちを打つ)は、文字通り読んでも理解できますね。
死んでしまった馬に、いくらむちを打っても動かないということで、「無駄なことを繰り返す、無駄骨を折る」 のような意味があります。
他にも次のような使い方がありました。
Sequels are basically about slowly beating a dead horse.
(続編は、基本的に、ゆっくりと前の話題を蒸し返している [ だけだ ]。)
これは、映画などの続編が、第一作目と同じアイデアで繰り返し作られたものだということで、beat a dead horse は、「決着のついた話題を蒸し返す」 という感じですが、結局は無駄なことをしているということなのでしょうね。
ところで、最初にこの beat a dead horse という表現を聞いたとき、もう死んでいる馬にむち打つなんて、かわいそうな感じがしてしまいました。
この表現について調べていると、PETA (People for the Ethical Treatment of Animals)=動物の倫理的扱いを求める人々の会が考えた beat a dead horse の言い換え案が、次のように載っていました。
feed a fed horse
なるほど、音的にも beat a dead horse と韻を踏んでいて、意味的にも、「餌をやった馬に餌をやる」 ということで、確かに残酷さもなく、「無駄なことを繰り返す」 という意味で使えそうですね。
でも、馬に餌をやりすぎると、馬が動けなくなったり病気になって、それこそ馬にとっては、命とりだということもあるそうで、なかなか難しいものですね。
英語の勉強のためには、いろいろな慣用句を学びたいとは思いますが、beat a dead horse のような表現は、想像したり、考えすぎると使いにくいなあと思いました。
I already told him that he should do this, but he won't listen, so I did not want to beat a dead horse.
(こうすべきだと彼にはもう言ったが、言うことを聞かないので、もう無駄なことはしたくなかった。)
beat a dead horse (死んだ馬にむちを打つ)は、文字通り読んでも理解できますね。
死んでしまった馬に、いくらむちを打っても動かないということで、「無駄なことを繰り返す、無駄骨を折る」 のような意味があります。
他にも次のような使い方がありました。
Sequels are basically about slowly beating a dead horse.
(続編は、基本的に、ゆっくりと前の話題を蒸し返している [ だけだ ]。)
これは、映画などの続編が、第一作目と同じアイデアで繰り返し作られたものだということで、beat a dead horse は、「決着のついた話題を蒸し返す」 という感じですが、結局は無駄なことをしているということなのでしょうね。
ところで、最初にこの beat a dead horse という表現を聞いたとき、もう死んでいる馬にむち打つなんて、かわいそうな感じがしてしまいました。
この表現について調べていると、PETA (People for the Ethical Treatment of Animals)=動物の倫理的扱いを求める人々の会が考えた beat a dead horse の言い換え案が、次のように載っていました。
feed a fed horse
なるほど、音的にも beat a dead horse と韻を踏んでいて、意味的にも、「餌をやった馬に餌をやる」 ということで、確かに残酷さもなく、「無駄なことを繰り返す」 という意味で使えそうですね。
でも、馬に餌をやりすぎると、馬が動けなくなったり病気になって、それこそ馬にとっては、命とりだということもあるそうで、なかなか難しいものですね。
英語の勉強のためには、いろいろな慣用句を学びたいとは思いますが、beat a dead horse のような表現は、想像したり、考えすぎると使いにくいなあと思いました。
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