よじ登る
夏にアメリカ滞在中に、テレビで、ある男性が火事になった高層アパートの15階に住む母親を助けたというニュースが伝えられていました。
駆け付けた男性は、そのアパートに入ることは危険なので警察から許可されず、なんと、そのアパートの外壁をよじ登って助けたのです。
下記は、その記事の一文です。
A man determined to help his mother during a fire in a high-rise apartment scaled 15 floors outside the building to reach her.
(高層アパートでの火事の中、母親を助けようと決意した男性は、母親の所に達することができるようにビルの外側を15階よじ登った。)
テレビのニュースでも、scale という語が使われており、 scale の 「よじ登る」 という意味は、どこから来るのだろうと気になりました。
scale と言うと、まず、「スケール(規模)」、そして、「尺度、目盛り、はかり、体重計」 などの意味がありますね。
On a scale of 1 to 10, how do you rate this book?
(1から10の段階で、この本をどう評価しますか) のようにも使えますね。
また、scale には、「魚などのうろこ」 という意味もありますが、scale の基になっている意味は何なのでしょう。
ラテン語の scala は、「はしご」 という意味だそうです。 なるほど、フランス語で、escalier は、「階段」 となるわけです。
scale は、上がったり下がったりするイメージの言葉のようです。
でも、これでは、「うろこ」 とは関連がないように思い、調べると、こちらの scale は、古フランス語の escale (殻)を語源としているようで、よじ登る scale とは少し道筋が違うようです。
いろいろ考えているうちに、ふと escalator (エスカレーター)も、よじ登るという意味の scale と関連するのだろうと思いました。
調べてみると、アメリカのエレベーター会社のオーチス社が、escalade(はしご登り) と elevator(エレベーター)を組み合わせて作ったそうです。
15階までビルをよじ登るのと、エスカレーターを使うのは大きな違いですが、よじ登るのもエスカレーターも語源は同じなのですね。
駆け付けた男性は、そのアパートに入ることは危険なので警察から許可されず、なんと、そのアパートの外壁をよじ登って助けたのです。
下記は、その記事の一文です。
A man determined to help his mother during a fire in a high-rise apartment scaled 15 floors outside the building to reach her.
(高層アパートでの火事の中、母親を助けようと決意した男性は、母親の所に達することができるようにビルの外側を15階よじ登った。)
テレビのニュースでも、scale という語が使われており、 scale の 「よじ登る」 という意味は、どこから来るのだろうと気になりました。
scale と言うと、まず、「スケール(規模)」、そして、「尺度、目盛り、はかり、体重計」 などの意味がありますね。
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(1から10の段階で、この本をどう評価しますか) のようにも使えますね。
また、scale には、「魚などのうろこ」 という意味もありますが、scale の基になっている意味は何なのでしょう。
ラテン語の scala は、「はしご」 という意味だそうです。 なるほど、フランス語で、escalier は、「階段」 となるわけです。
scale は、上がったり下がったりするイメージの言葉のようです。
でも、これでは、「うろこ」 とは関連がないように思い、調べると、こちらの scale は、古フランス語の escale (殻)を語源としているようで、よじ登る scale とは少し道筋が違うようです。
いろいろ考えているうちに、ふと escalator (エスカレーター)も、よじ登るという意味の scale と関連するのだろうと思いました。
調べてみると、アメリカのエレベーター会社のオーチス社が、escalade(はしご登り) と elevator(エレベーター)を組み合わせて作ったそうです。
15階までビルをよじ登るのと、エスカレーターを使うのは大きな違いですが、よじ登るのもエスカレーターも語源は同じなのですね。
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