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手術だけではない surgery

病院の内科は、internal medicine ですが、外科はどうでしょうか。

internal の反対の external medicine ではなく、surgery となります。

external medicine は、「外用薬」 となるようです。

確かに、外科では手術をすることが多いので、surgery という名前は理解できますね。

surgery は、語源的に、working or done by hand (手でする仕事) という意味で、日本語の 「手術」 という言葉は、ぴったりですね。

plastic surgery (形成外科)

cosmetic surgery (美容整形外科)

orthopedic surgery (整形外科) などがありますね。

これらは、病院の診療科としての名前ですが、イギリス英語では、一般開業医の医院、診療所などのことも surgery と言うそうで、先日読んだ医療英語について書かれた記事の中で、初めて知りました。

I visited GP (= general practitioner )'s surgery yesterday.
(私は、昨日かかりつけの医院へ行った。)

GP は、family doctor とも言います。

病気になると、まず GP / family doctor の医院へ行き、そこから必要なら専門医へ回されます。

そのような地域の医院のことも、イギリスでは surgery のようで、辞書にもそのように載っています。

アメリカでは、このような地域の医院のことは、doctor's office と言い、office にも 「医院」 という意味があります。

office の診療で済めばありがたく、hospital (大きな総合病院) には、できれば行きたくないものです。

かかりつけの医者というのは、主に内科医である場合が多いと思いますが、その医院のことを、イギリスでは surgery と言うのが不思議です。


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Author:Yurikoyama
アメリカ人の夫と息子と三人家族です。高校ではバージニア州のハイスクールで交換留学生として1年間過ごし、その後日本の大学でフランス語を学びました。
いろいろな言語に興味があり、現在はスペイン語もぼちぼち学習しています。

アメリカのニューメキシコ州、テキサス州で12年、香港で6年、そして2018年から約3年大阪で住み、2021年12月にアメリカのペンシルベニア州に引っ越してきました。
息子はニューヨーク州にある大学で寮生活をしており、これからリタイアした夫と二人の生活です。。。

日常、気になった言葉や表現について書いています。
よろしくお願いいたします。

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