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陶器を焼く窯

NHK の朝の連続テレビ小説、スカーレットを時間のある時は見ています。

陶芸家を目指している女性の話で、屋外で陶器を焼く窯が出てきます。

それを見ながら、そのような窯は、英語でどのように言えばよいのかと考えてみても、私は outdoor oven ぐらいしか思いつかず、夫に聞くと、kiln と言います。

私には、初耳の言葉で、早速調べてみました。

Kiln は、確かに、次のように載っています。

A kiln is a special kind of oven for firing things like pottery and bricks.
(窯は、陶器やれんがのようなものを焼く特別な種類のかまどです。)

brick kiln (れんが窯)、lime kiln (石灰窯) などの例もありました。

kiln という音は、スペルも音も kill と似ていて物騒な印象もありますが、語源的に関連はありません。

kiln は、ラテン語 culina が語源で、kitchen, cooking stove (キッチンやキッチンのコンロ) という意味の言葉のようです。

それが、いつのまにか、陶器を焼く窯となったのですね。

oven は、ゲルマン系の語で、主に調理用のものですが、陶器を焼くものも oven でも間違いではないようです。


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No title

Yurikoyamaさん、こんにちは。

kiln という単語は初めて知りました。

私は、朝の連続テレビ小説は見ていないので内容はわからないのですが、陶芸家を目指す女性のお話なのですね。

陶芸もやってみたいなあと思ったことがありますが、なかなか機会がありませんでした。
お茶碗やカップなど作れたら楽しいですよね。

Re: No title

sara さん、こんばんは。
いつもありがとうございます。

sara さんは、陶芸にも興味がおありなのですね。
私は、数年前に、丹波で立杭焼という陶器の体験教室に参加したことがあります。
シンプルな小さい器をつくりましたが、難しいものですね。
焼き上がったものは、子供の工作作品のようになってしまいましたが、自分でつくると愛着もあります。
sara さんも、いつか体験される機会があればいいですね。
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プロフィール

Author:Yurikoyama
アメリカ人の夫と息子と三人家族です。高校ではバージニア州のハイスクールで交換留学生として1年間過ごし、その後日本の大学でフランス語を学びました。
いろいろな言語に興味があり、現在はスペイン語もぼちぼち学習しています。

アメリカのニューメキシコ州、テキサス州で12年、香港で6年、そして2018年から約3年大阪で住み、2021年12月にアメリカのペンシルベニア州に引っ越してきました。
息子はニューヨーク州にある大学で寮生活をしており、これからリタイアした夫と二人の生活です。。。

日常、気になった言葉や表現について書いています。
よろしくお願いいたします。

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