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田舎道

兵庫県立美術館で開催されているゴッホ(Vincent Van Gogh)展に行き、素晴らしい絵を鑑賞してきました。

初期の作品や、ゴッホが影響を受けたハーグ派と呼ばれる画家たちの絵もありました。

その中に、country lane というタイトルの絵がありました。

絵を観ながら、country road ではなくて、 country lane ということで、lane という語のイメージが、いまいちつかめていなかったように思いました。

road と言えば、車も通れるような道ですが、lane は、狭い通り、細道ということで、定義の一つが次のように載っています。

a narrow road in the countryside or in a town
(田舎や町の狭い道路)

確かに road よりも 狭い道が lane なのでしょう。

lane には、車の車線やプールのレーンという意味もありますね。

そして、狭い道と言えば、path もありますね。

path も小道ですが、どこかに通じる道という意味があるようで、次のような例文もあります。

This is the path to the cliffs.
(これは、崖に通じる道だ。)

The path to success is fraught with difficulties.
(成功への道筋は、苦労でいっぱいだ。)

それぞれの単語の使い方に違いはありますが、物理的な道幅については、boulevard → road → lane → path → trail の順に狭くなる感じがします。

ところで、以前に memory lane について書いたことを思い出しました。→こちら

I followed the path I believed in.
(私は自分の信じる道を進んだ。)

そして、過去を振り返り、walk down memory lane (思い出の小道を歩く = 昔の思い出を懐かしむ)ということもありますね。

なぜ、先へ通じる道が path で、振り返るのが lane なのかはよく分かりません。

絵画展で気に入った絵の絵葉書を数枚買って、部屋に飾っています。 絵画も十分楽しみましたが、ついいろいろな言葉にひっかかってしまいます。


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No title

Yurikoyamaさん、こんばんは。

ゴッホ展に行かれたのですね。

lane というのは細い道なのですね。

私は、lane というと、なぜか、ボーリングが思い浮かびます。

気に入った絵の絵葉書をお部屋に飾って、また絵を思い返すのもいいですよね。

いろいろな言葉が気になるのは、熱心なYurikoyamaさんらしいなあと思います。

Re: No title

sara さん、こんばんは。
いつもありがとうございます。

確かに、ボーリングもlane ですね。

絵画展は昔から好きで、よく行っていました。
絵葉書は手軽なので、つい買ってしまいます。。
後から思い返したり、人に送ったりできますしね。

熱心だなんておっしゃっていただくと恥ずかしいですが、気になるので仕方がないですね。
もっと絵に、どっぷり浸かるべきなのでしょうけど。。
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プロフィール

Author:Yurikoyama
アメリカ人の夫と息子と三人家族です。高校ではバージニア州のハイスクールで交換留学生として1年間過ごし、その後日本の大学でフランス語を学びました。
いろいろな言語に興味があり、現在はスペイン語もぼちぼち学習しています。

アメリカのニューメキシコ州、テキサス州で12年、香港で6年、そして2018年から約3年大阪で住み、2021年12月にアメリカのペンシルベニア州に引っ越してきました。
息子はニューヨーク州にある大学で寮生活をしており、これからリタイアした夫と二人の生活です。。。

日常、気になった言葉や表現について書いています。
よろしくお願いいたします。

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