wh で始まる語の発音
日本語の中で使われるカタカナ語は難しいと息子は言います。
英語の発音に慣れていると、日本語のカタカナの発音が奇妙に聞こえるようです。
最近よく耳にする vaccine (væksíːn) = ワクチンや virus (váiərəs) = ウイルスなども、その例ですが、カタカナ語として覚えるしかありませんね。
また、息子は、以前から wh で始まる語のカタカナの発音について気になっていたようです。
white は、 hwáit / wáit と二通りの発音*があり 、カタカナでは、 ホワイトです。
whisky も同じように、hwíski / wíski と二通りの発音*があり、カタカナでは、ウイスキーです。
* アメリカで、私たちが知っている範囲では、h は発音されない場合が多いです。
ホワイトなのか、ワイトなのか、またウイスキーなのか、ホウィスキーなのか分からなくなるそうで、確かに言われてみれば、wh で始まる語をカタカナにする場合の規則はあるのか気になります。
そこで、いろいろな wh 語を考えてみました。
whistle → ホイッスル
whip → ホイップ
whale → ホエール
そう言えば、何年も前に、大洋ホエールズという球団名がありましたね。
whisper → ウィスパー
そして、whisper と言えば、careless whisper という曲でも有名なイギリスの Wham というグループがいますが、Wham は、ワムですね。 学生時代によく聞いたものです。
h を発音するかどうかということですが、h を発音する場合、例えば、white なら、発音的には、h と w を逆にして、hwite の方が正しいように思えます。
語源を見ると、 white は、古英語では、hwit と載っていて、wh ではなく、hw となっています。
where や which なども同じように、もともとは、hw で始まる語 だったようです。
それで長い歴史の中で、h が落ちてしまう発音ができてしまったのでしょうね。
英語の中でも、発音がはっきりと定まっていないので、それが日本に入ってきて、混乱するのも仕方ないのかなあと思いました。
また、ケーキをホールで買うという場合のホールは、whole (欠けたものがない、全部)ですが、英語の発音は、必ず hóul で、w は発音されず、hole (穴) と同音です。
コンサートホールのホールは、hall で、発音は、hɔl です。
whole のように、古英語では、hal で、w が入らないものと、white のように、古英語では、hwit で、w が入るものがあるようです。
これらの wh 語をカタカナにする場合、hw を発音する場合 (ホワイト)と、h だけ発音する場合(ホール)、w だけ発音する場合(ウィスパー)とあるようで、それぞれ、なぜそうなるのかは分かりませんでした。
英語のカタカナ表記も一筋縄では行かないようです。
英語の発音に慣れていると、日本語のカタカナの発音が奇妙に聞こえるようです。
最近よく耳にする vaccine (væksíːn) = ワクチンや virus (váiərəs) = ウイルスなども、その例ですが、カタカナ語として覚えるしかありませんね。
また、息子は、以前から wh で始まる語のカタカナの発音について気になっていたようです。
white は、 hwáit / wáit と二通りの発音*があり 、カタカナでは、 ホワイトです。
whisky も同じように、hwíski / wíski と二通りの発音*があり、カタカナでは、ウイスキーです。
* アメリカで、私たちが知っている範囲では、h は発音されない場合が多いです。
ホワイトなのか、ワイトなのか、またウイスキーなのか、ホウィスキーなのか分からなくなるそうで、確かに言われてみれば、wh で始まる語をカタカナにする場合の規則はあるのか気になります。
そこで、いろいろな wh 語を考えてみました。
whistle → ホイッスル
whip → ホイップ
whale → ホエール
そう言えば、何年も前に、大洋ホエールズという球団名がありましたね。
whisper → ウィスパー
そして、whisper と言えば、careless whisper という曲でも有名なイギリスの Wham というグループがいますが、Wham は、ワムですね。 学生時代によく聞いたものです。
h を発音するかどうかということですが、h を発音する場合、例えば、white なら、発音的には、h と w を逆にして、hwite の方が正しいように思えます。
語源を見ると、 white は、古英語では、hwit と載っていて、wh ではなく、hw となっています。
where や which なども同じように、もともとは、hw で始まる語 だったようです。
それで長い歴史の中で、h が落ちてしまう発音ができてしまったのでしょうね。
英語の中でも、発音がはっきりと定まっていないので、それが日本に入ってきて、混乱するのも仕方ないのかなあと思いました。
また、ケーキをホールで買うという場合のホールは、whole (欠けたものがない、全部)ですが、英語の発音は、必ず hóul で、w は発音されず、hole (穴) と同音です。
コンサートホールのホールは、hall で、発音は、hɔl です。
whole のように、古英語では、hal で、w が入らないものと、white のように、古英語では、hwit で、w が入るものがあるようです。
これらの wh 語をカタカナにする場合、hw を発音する場合 (ホワイト)と、h だけ発音する場合(ホール)、w だけ発音する場合(ウィスパー)とあるようで、それぞれ、なぜそうなるのかは分かりませんでした。
英語のカタカナ表記も一筋縄では行かないようです。
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