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替え玉

真実かどうかは分かりませんが、トランプ大統領が大学受験で替え玉をを使ったと言われています。

President Donald Trump paid a proxy to take a standardized college entrance exam for him when he was a high school student, his niece writes in a tell-all book scheduled to be published next week.

(ドナルド・トランプ大統領は、高校生の時に、お金を払って替え玉に標準大学入学試験を受けさせたと、来週出版されることになっている暴露本の中で、トランプ大統領の姪が書いている。)

tell-all book で、「暴露本」 は分かりやすいですね。

「替え玉」 という意味で proxy が使われています。

proxy は、ここでは、次のように言えますね。

a person authorized to act for another 
(他の人のために行動する権限を与えられた人)

「代理人、代理」 ということです。

代理と言うと、悪い響きはなく、日本語では 「替え玉」 という表現がぴったりですね。

また、高齢の親の代理で、書類の手続きをするような場合も、proxy が使えて、その場合は、「代理」 でいいですね。

I am a proxy for my parents.
(私は両親の代理を務めています。)

そして、そのように定めたことが書かれた書類は、letter of proxy (代理委任状) と言えます。

proxy の語源は、ラテン語 procurare = manage ということで、管理する、引き受けるということになるのでしょう。

なので、proxy は、言葉的には、不正を働く、だますなどの含みはありませんが、使われ方によっては、「替え玉」 となるのですね。

余談ですが、代理と言えば、代理出産もありますね。

代理出産の代理は、surrogate という語があり、 surrogate mother の定義は次の通りです。

a woman who carries and delivers a baby for another person or couple
(他の人や夫婦のために、赤ちゃんを身ごもり出産する女性)

また、学校で、先生が休みの日に代わりに来られる代行の先生は、substitute teacher です。

代理にもいろいろな語があるので、使い分けが必要ですね。



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プロフィール

Author:Yurikoyama
アメリカ人の夫と息子と三人家族です。高校ではバージニア州のハイスクールで交換留学生として1年間過ごし、その後日本の大学でフランス語を学びました。
いろいろな言語に興味があり、現在はスペイン語もぼちぼち学習しています。

アメリカのニューメキシコ州、テキサス州で12年、香港で6年、そして2018年から約3年大阪で住み、2021年12月にアメリカのペンシルベニア州に引っ越してきました。
息子はニューヨーク州にある大学で寮生活をしており、これからリタイアした夫と二人の生活です。。。

日常、気になった言葉や表現について書いています。
よろしくお願いいたします。

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