座礁する
モーリシャス沖で日本の貨物船が座礁した件についての記事を読むと、次のように run aground という表現がよく使われています。
Mauritius has arrested the captain of a Japanese bulk carrier that ran aground off its coast, causing a devastating oil spill in one of the world's most pristine maritime environments, police said on Tuesday.
(モーリシャスは、世界で最も自然なままの海洋環境の一つにおいて、破壊的な石油流出事故を起こし、その沖に座礁した日本の貨物船の船長を逮捕したと、警察は火曜日に伝えた。)
aground は、run aground という形で使われることが多く 「座礁する」 という意味です。
ground と言えば、「地面、土地」 のような意味がありますね。
では、aground はどういう意味なのでしょう。
a + ground の a は、ここでは、on を意味し、aground = on the ground ということになります。
ground には、surface of the earth (地球の表面、地表)という意味もありますが、bottom of the sea (海底)というのが原義のようです。
なので、aground の定義は次のように載っています。
touching the ground below water
(水面下の地面に着くこと)
海である必要はなく、湖でも池でも、水のある所の底や地面、浅瀬に触れて動けなくなってしまうということですね。
ところで、飛行機が、悪天候などで飛べなくなってしまう時には、次のように言いますね。
All flights were grounded because of the storm.
(全ての航空便は、嵐のため離陸できなかった。)
この ground は、「飛行機を地上に待機させる」 ということです。
ground には、「座礁する、海底に達する」 という意味もあるようですが、The ship is grounded. と言うと、意図的に船を浅瀬に着けることなども意味し、モーリシャスのような事故の場合は、 run aground という形となるようです。
run aground の run は、aground (座礁した) のようなよくない状態を表す形容詞と一緒に使われると 「~になる」 という意味になり、run aground は、事故として座礁してしまったという含みがあるのかもしれません。
モーリシャスの事故の映像を見ていると、一人の日本人として申し訳ない気持ちで一杯になります。
油の除去は困難な作業のようですが、生態系の回復のためにも、これからできることを努力し続けていかなければいけませんね。
ところで、モーリシャスを英語でタイプしようとして、何度も赤線が出てきて気づいたのですが、Mauritius なのですね。 発音につられて x Mauricious とか x Mauritious のように書いてしまいがちですが注意が必要ですね。
Mauritius has arrested the captain of a Japanese bulk carrier that ran aground off its coast, causing a devastating oil spill in one of the world's most pristine maritime environments, police said on Tuesday.
(モーリシャスは、世界で最も自然なままの海洋環境の一つにおいて、破壊的な石油流出事故を起こし、その沖に座礁した日本の貨物船の船長を逮捕したと、警察は火曜日に伝えた。)
aground は、run aground という形で使われることが多く 「座礁する」 という意味です。
ground と言えば、「地面、土地」 のような意味がありますね。
では、aground はどういう意味なのでしょう。
a + ground の a は、ここでは、on を意味し、aground = on the ground ということになります。
ground には、surface of the earth (地球の表面、地表)という意味もありますが、bottom of the sea (海底)というのが原義のようです。
なので、aground の定義は次のように載っています。
touching the ground below water
(水面下の地面に着くこと)
海である必要はなく、湖でも池でも、水のある所の底や地面、浅瀬に触れて動けなくなってしまうということですね。
ところで、飛行機が、悪天候などで飛べなくなってしまう時には、次のように言いますね。
All flights were grounded because of the storm.
(全ての航空便は、嵐のため離陸できなかった。)
この ground は、「飛行機を地上に待機させる」 ということです。
ground には、「座礁する、海底に達する」 という意味もあるようですが、The ship is grounded. と言うと、意図的に船を浅瀬に着けることなども意味し、モーリシャスのような事故の場合は、 run aground という形となるようです。
run aground の run は、aground (座礁した) のようなよくない状態を表す形容詞と一緒に使われると 「~になる」 という意味になり、run aground は、事故として座礁してしまったという含みがあるのかもしれません。
モーリシャスの事故の映像を見ていると、一人の日本人として申し訳ない気持ちで一杯になります。
油の除去は困難な作業のようですが、生態系の回復のためにも、これからできることを努力し続けていかなければいけませんね。
ところで、モーリシャスを英語でタイプしようとして、何度も赤線が出てきて気づいたのですが、Mauritius なのですね。 発音につられて x Mauricious とか x Mauritious のように書いてしまいがちですが注意が必要ですね。
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