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うまくこなす

大統領選民主党大会でのジョー バイデンのスピーチの後、ニュース番組の中で、司会者が出演者たちに、彼のスピーチはどうだったかという質問をしている場面をたまたま見ました。

その質問の仕方を聞いて、こんな表現が使えるのかと勉強になりました。

Did he rise to the occasion?
(彼はこのスピーチでうまく力を発揮することができたか。)

rise は、「立ち上がる」 で、occasion は、「出来事、大事な行事」 という意味なので、言われてみれば、なんとなく理解できますが、このような表現は、なかなか自分の口からは出てこないように思います。

rise to the occasion の定義は次の通りです。

to show that you can deal with a difficult situation successfully
(困難な状況を、うまく処理 / 対処できることを示すこと)

「難局に際してうまく対処する、普段は見せない底力を発揮する」 のような訳も載っています。

rise to the challenge も rise to the occasion と同じように使えるようです。

Joe Biden rose to the occasion and made a brilliant speech.
(ジョー バイデンは大事な局面をうまくこなし、立派な演説をした。) のように言うことができます。

rise は、多くの使い方がありますね。

early to bed early to rise (早寝早起き) の rise もあれば、「起立する」 という意味もありますね。

困難な状況に立ち上がり、状況をうまく対処するのが rise to the occasion / challenge ということなのでしょうね。


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プロフィール

Author:Yurikoyama
アメリカ人の夫と息子と三人家族です。高校ではバージニア州のハイスクールで交換留学生として1年間過ごし、その後日本の大学でフランス語を学びました。
いろいろな言語に興味があり、現在はスペイン語もぼちぼち学習しています。

アメリカのニューメキシコ州、テキサス州で12年、香港で6年、そして2018年から約3年大阪で住み、2021年12月にアメリカのペンシルベニア州に引っ越してきました。
息子はニューヨーク州にある大学で寮生活をしており、これからリタイアした夫と二人の生活です。。。

日常、気になった言葉や表現について書いています。
よろしくお願いいたします。

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