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飽き飽きするほど

自分の子供の自慢話ばかりするような人には、周りの人たちは、嫌になってしまうことがありますね。

そんな時は、私なら次のように言うかもしれません。

I am tired of his constant bragging about his kids.
(彼がいつも自分の子供たちの自慢をすることに飽き飽きだ。)

「飽き飽きするほど、嫌になるほど」 という意味のラテン語を英語の中で使うことがあるようで、夫が先日使っていました。

ad nauseum です。

His constant bragging was ad nauseum.
(彼の自慢話は嫌になるほどだった。)

ad nauseum について、次のような定義が載っていました。

if you do or say something ad nauseam, you repeat it so many times that it annoys other people
( 何かを ad nauseum したり言ったりするということは、それを何度も繰り返して他の人をムッとさせたり困らせるということです。)

nauseum と聞いて、nausea (吐き気) という単語を思い出しました。

通常、吐き気がすると言いたい場合は、I feel / am sick. で十分ですが、医者が質問する場合は、Do you have nausea ? のように言うことがあります。

想像した通り、ad nauseum は、to sickness ということなので、文字通り訳すと、「吐き気がするほど」 となります。

日本語でも、「気分が悪い」 というのは、体調にも感情にも使える表現ですね。

I am sick of his bragging.
(彼の自慢話にはうんざりだ。)  のようにも言えますね。

ad nauseum は、何度もくどくどと繰り返されることに、うんざりしているということですね。

このようなラテン語を文の中で使えると、ちょっと知的に聞こえるのかもしれませんね。。


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No title

Yurikoyamaさん、こんばんは。

ad nauseum という言葉はラテン語なのですね。

他にもラテン語が英語として使われている単語もあるのでしょうね。

言葉もいろいろと調べると、歴史に繋がったり、興味深いことがわかるのかもしれませんね。
奥深いですね。

Re: No title

sara さん、こんばんは。
いつもありがとうございます。

そうですね。ラテン語もちょくちょく見かけますね。
よく知られているものでは、etc.(~など)とか、vice versa (逆に、逆も同様)などおなじみのものもありますね。

本当に言葉は奥深いですね。。だからやめられません(笑)
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プロフィール

Author:Yurikoyama
アメリカ人の夫と息子と三人家族です。高校ではバージニア州のハイスクールで交換留学生として1年間過ごし、その後日本の大学でフランス語を学びました。
いろいろな言語に興味があり、現在はスペイン語もぼちぼち学習しています。

アメリカのニューメキシコ州、テキサス州で12年、香港で6年、そして2018年から約3年大阪で住み、2021年12月にアメリカのペンシルベニア州に引っ越してきました。
息子はニューヨーク州にある大学で寮生活をしており、これからリタイアした夫と二人の生活です。。。

日常、気になった言葉や表現について書いています。
よろしくお願いいたします。

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