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正念場

新型コロナウイルスの感染拡大が広がっていますが、菅首相が Go To トラベルの見直しを表明されました。

ニュースを見聞きしていると、次のような表現があります。

「今後の感染拡大に歯止めをかけられるのか、まさに今が正念場だ」

「正念場」 という表現がどのように訳されているか英語で聞いていると、crossroads という語が使われていました。

crossroads は、文字通り、道路が交差するところで交差点、交差路という意味がありますが、比喩的に 「岐路」 という意味もあり、次のような定義も載っています。

the point at which an important choice has to be made
(重要な決定をすべき時)

crossroads と複数形で次のように使われます。

be at the crossroads

Canada is at a crossroads and individual action to reduce contact rates will decide our path.
(カナダは岐路に立っていて、接触の割合を減らす個人の行動が我々の道筋を決める。)

正念場は、crucial period / stage のようにも言えるかと思いますが、crossroads を使うと、これからどのように進むか、どの道を選ぶかの重要な決断という感じになるのでしょうね。

Go To トラベルだけが原因ではないのでしょうが、感染がここまで広がり、Go To を見直すか続けるかの crossroads で、とりあえずはよい方向に向かっているのではないかと思います。


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プロフィール

Author:Yurikoyama
アメリカ人の夫と息子と三人家族です。高校ではバージニア州のハイスクールで交換留学生として1年間過ごし、その後日本の大学でフランス語を学びました。
いろいろな言語に興味があり、現在はスペイン語もぼちぼち学習しています。

アメリカのニューメキシコ州、テキサス州で12年、香港で6年、そして2018年から約3年大阪で住み、2021年12月にアメリカのペンシルベニア州に引っ越してきました。
息子はニューヨーク州にある大学で寮生活をしており、これからリタイアした夫と二人の生活です。。。

日常、気になった言葉や表現について書いています。
よろしくお願いいたします。

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