hyper の反対
コロナの感染対策をしつつ、地域に住む外国人の病院への付き添いボランティアを細々と続けていいます。
次回は、甲状腺機能を調べるために血液検査を受けた結果を聞きに行くという患者さんのサポートをすることになっています。
毎回、基本的な語彙を予習して行く中で、勉強になることが多々あります。
thyroid (甲状腺) と言えば、バセドウ病という名前を思いつきますね。
バセドウは、発見者のドイツ人の名前 Basedow が由来です。 ほぼ同時期に イギリス人の Graves も発見したということで、英語圏では Graves disease と言うそうです。
地域により呼び方が変わると厄介ですね。
バセドウ病は、甲状腺機能亢進症とも言われ、英語では hyperthyroidism です。
hyper + thyroidism で、甲状腺が働き過ぎる状態です。
hyper は、「超、過度の」 という意味ですね。
では反対の場合はどうでしょう。
甲状腺機能低下症で、こちらは、hypothyroidism です。
hypo + thyroidism で、甲状腺ホルモンが不足している状態です。
hyper は、日本語でも、「ハイパーになっている」 のように言うこともありますね。
hypo は、それほどなじみがないかもしれませんが、「異常に低い」 という意味で使われる接頭辞です。
医学用語では、高すぎるのが hyper ~、低すぎるのが hypo ~ となるので対で覚えるといいですね。
辞書を読んでいると、hypo には、「皮下注射」 = hypodermic という意味もあるようです。
そして注射をするということからか 「麻薬常用者」 という意味もあります。
麻薬を打つと hyper (非常に興奮した) という状態にもなるので、麻薬常用者を hypo と言うのがおかしいように思ったのですが、この場合は hypodermic (hypo = under + derma = skin) の省略形としての hypo ということですね。
なかなか一筋縄ではいかないものです。
病名などの医学用語は難しいものが多いですが、基本的な接頭辞などを知っておくと理解しやすくなるように思います。
参考記事は、hypertension
次回は、甲状腺機能を調べるために血液検査を受けた結果を聞きに行くという患者さんのサポートをすることになっています。
毎回、基本的な語彙を予習して行く中で、勉強になることが多々あります。
thyroid (甲状腺) と言えば、バセドウ病という名前を思いつきますね。
バセドウは、発見者のドイツ人の名前 Basedow が由来です。 ほぼ同時期に イギリス人の Graves も発見したということで、英語圏では Graves disease と言うそうです。
地域により呼び方が変わると厄介ですね。
バセドウ病は、甲状腺機能亢進症とも言われ、英語では hyperthyroidism です。
hyper + thyroidism で、甲状腺が働き過ぎる状態です。
hyper は、「超、過度の」 という意味ですね。
では反対の場合はどうでしょう。
甲状腺機能低下症で、こちらは、hypothyroidism です。
hypo + thyroidism で、甲状腺ホルモンが不足している状態です。
hyper は、日本語でも、「ハイパーになっている」 のように言うこともありますね。
hypo は、それほどなじみがないかもしれませんが、「異常に低い」 という意味で使われる接頭辞です。
医学用語では、高すぎるのが hyper ~、低すぎるのが hypo ~ となるので対で覚えるといいですね。
辞書を読んでいると、hypo には、「皮下注射」 = hypodermic という意味もあるようです。
そして注射をするということからか 「麻薬常用者」 という意味もあります。
麻薬を打つと hyper (非常に興奮した) という状態にもなるので、麻薬常用者を hypo と言うのがおかしいように思ったのですが、この場合は hypodermic (hypo = under + derma = skin) の省略形としての hypo ということですね。
なかなか一筋縄ではいかないものです。
病名などの医学用語は難しいものが多いですが、基本的な接頭辞などを知っておくと理解しやすくなるように思います。
参考記事は、hypertension
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