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ハイライトの反対

今年もいつのまにか、クリスマスカードや年賀状を書く季節になってきましたね。

去年受け取った友人からのクリスマスカードを見直していて、気づいた言葉がありました。

まず、some of the year's highlights: (今年のハイライトのいくつか) として、娘さんが結婚したことや、州外へ旅行をしたことなどが箇条書きで書かれていました。

その後に、And the lowlight: と書かれていました。

なるほど、highlight に対して lowlight という語があり、言われれば分かりますが、実際に使われるのですね。

でも、会話では夫も息子も聞いたことはないと言います。

辞書には lowlight は、次のような定義が載っています。

the worst or least exciting, entertaining, or interesting part of something
(物事の最も悪い、または最もワクワクさせない、愉快でない、面白くない部分)

私の友人の lowlight は、彼女と彼女のご主人がかわいがっていたペットの犬が亡くなったことでした。

悲しいことやがっかりしたことなどは lowlight なのでしょう。

次のような例文も見つけました。

The lowlight of the meal was when the waiter dropped my dinner in my lap.
(食事の悪かったところは、ウエイターが私のひざにディナーを落とした時だった。)

また、髪の毛にハイライトを入れると、その部分が目立って明るくなりますね。 そして、lowlights と複数形で使うと、「髪を染めた時に見られる黒っぽい色の部分」 という意味もあるようです。

highlight に対して lowlight は、文字通り暗いイメージの語ですね。

今年は highlightlowlight と言うよりも、コロナで始まりコロナで終わりそうです。


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プロフィール

Author:Yurikoyama
アメリカ人の夫と息子と三人家族です。高校ではバージニア州のハイスクールで交換留学生として1年間過ごし、その後日本の大学でフランス語を学びました。
いろいろな言語に興味があり、現在はスペイン語もぼちぼち学習しています。

アメリカのニューメキシコ州、テキサス州で12年、香港で6年、そして2018年から約3年大阪で住み、2021年12月にアメリカのペンシルベニア州に引っ越してきました。
息子はニューヨーク州にある大学で寮生活をしており、これからリタイアした夫と二人の生活です。。。

日常、気になった言葉や表現について書いています。
よろしくお願いいたします。

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