administer から考えたこと
記事の中で、次のように administer / administration という語が使われているのを見つけました。
.....the president announced the administration would achieve its goal of 100 million vaccines administered in 100 days on Friday, the 58th day of the new administration.
(大統領は、政府が100日で 1億のワクチン投与目標を達成すると、新政権58日目の金曜日に発表した。)
Biden administration (バイデン政権)という表現はよく見聞きしますね。
administer は、その動詞形で、「政府、人などが、国、市などを治める、行政管理をする」 という意味がありますが、ここでは、「薬などを投与する」 という意味で使われています。
100 million vaccines administered の代わりに、100 million vaccine given でもいいですね。
この administer という語について考えてみました。
ラテン語 administrare は、ad + ministrare に分けられ、to serve (仕える)というのが基本の意味となるようです。
ラテン語 minister は、minus, minor (less) と同じ語源で、inferior, servant, priest's assistant (下位の、奉仕者、神父補佐) のような意味を持つ語です。
そう言えば、minister は、「プロテスタント教会の牧師」 という意味でも使われ、教会のために働く人ですね。
ついでに、牧師は、pastor と言う場合もあり、これは、羊たちを世話する羊飼い(pastor = shepherd )のように、教会のお世話をする人ということのようです。
minister は、「大臣」 として耳にすることも多いですが、もともとは、servant (召使い) のように仕えるというのが本来の意味なのですね。
prime minister (首相) なら、仕える人の長という感じでしょうか。
「公務員」 のことを、public servant と言うことがありますが、servant という語は、serve する人ですね。
次のようにも言えます。
He has worked in public service all his life.
(彼は一生を通じて公務員として働いた。)
minister と servant は、一見全く違う語に見えますが、どちらも仕える人という意味なのがおもしろいなあと思います。
administrative department (管理部、行政部門)などで、行政を管理したり指揮する人は、奉仕の精神でそうすべきなのでしょうね。
記事の中に、ワクチンを接種するのは、administering a dose of hope のようだということが書かれていましたが、本当に、皆の明るい希望への一歩になってほしいものです。
.....the president announced the administration would achieve its goal of 100 million vaccines administered in 100 days on Friday, the 58th day of the new administration.
(大統領は、政府が100日で 1億のワクチン投与目標を達成すると、新政権58日目の金曜日に発表した。)
Biden administration (バイデン政権)という表現はよく見聞きしますね。
administer は、その動詞形で、「政府、人などが、国、市などを治める、行政管理をする」 という意味がありますが、ここでは、「薬などを投与する」 という意味で使われています。
100 million vaccines administered の代わりに、100 million vaccine given でもいいですね。
この administer という語について考えてみました。
ラテン語 administrare は、ad + ministrare に分けられ、to serve (仕える)というのが基本の意味となるようです。
ラテン語 minister は、minus, minor (less) と同じ語源で、inferior, servant, priest's assistant (下位の、奉仕者、神父補佐) のような意味を持つ語です。
そう言えば、minister は、「プロテスタント教会の牧師」 という意味でも使われ、教会のために働く人ですね。
ついでに、牧師は、pastor と言う場合もあり、これは、羊たちを世話する羊飼い(pastor = shepherd )のように、教会のお世話をする人ということのようです。
minister は、「大臣」 として耳にすることも多いですが、もともとは、servant (召使い) のように仕えるというのが本来の意味なのですね。
prime minister (首相) なら、仕える人の長という感じでしょうか。
「公務員」 のことを、public servant と言うことがありますが、servant という語は、serve する人ですね。
次のようにも言えます。
He has worked in public service all his life.
(彼は一生を通じて公務員として働いた。)
minister と servant は、一見全く違う語に見えますが、どちらも仕える人という意味なのがおもしろいなあと思います。
administrative department (管理部、行政部門)などで、行政を管理したり指揮する人は、奉仕の精神でそうすべきなのでしょうね。
記事の中に、ワクチンを接種するのは、administering a dose of hope のようだということが書かれていましたが、本当に、皆の明るい希望への一歩になってほしいものです。
スポンサーサイト