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困難が強い人間を作る?

息子がたまたま見つけたという、次のような言葉があります。

Hard times create strong men,
strong men create good times,
good times create weak men,
and weak men create hard times.


(困難な時は、強い人間を作り、
強い人間は、良い時を作り、
良い時は、弱い人間を作り、
弱い人間は、困難な時を作る。)

そして、このサイクルで歴史が成り立っているということを示しているようです。

簡単な単語が並んでいますが、意味することは深いものがあり、考えさせられます。

例えば、親が貧しい暮らしの中で努力し、裕福な環境を作り出し、その子供はその環境に甘んじるが故、弱い人間となり、また困難な環境へともどってしまうというサイクルです。

もちろん、例外はたくさんありますが、大まかには一理あるように思います。

また、Matthew effect (マタイ効果) という考え方もあるようで、それは次のように要約されるようです。

"the rich get richer and the poor get poorer".
(金持ちはより金持ちに、そして貧乏はより貧乏に)

なるほど、こちらも言われてみればそうですね。

多くの人は困難な環境から抜け出したくても抜け出せないのが現実かもしれませんね。 

その中で数少ない strong men が、貧困を、社会を、国を変えようと努力し good times を生み出すことができる場合があるのでしょうね。

そして hard times へのサイクルを断ち切るために good times を維持、向上させていこうとする謙虚な努力も大事ですね。


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No title

Yurikoyamaさん、こんにちは。

とても深い言葉ですね。
このようなサイクルで人間の歴史が作られているのですね。
こういうサイクルはあまり変わることなく繰り返されるのでしょうね。
ちょっと複雑な思いがします。

また、Matthew effect というのもよく言われる言葉ですね。
歴史を変えられるような、サイクルを変えられるような時代が来るよう望みたいですね。

Re: No title

sara さん、こんばんは。
いつもありがとうございます。

そうですね。複雑な思いがしますよね。
History repeats itself. とも言われますが、このようなサイクルがあると知ることで、良い方向へ変えていくことができればいいですね。簡単なことではないのかもしれませんが。
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プロフィール

Author:Yurikoyama
アメリカ人の夫と息子と三人家族です。高校ではバージニア州のハイスクールで交換留学生として1年間過ごし、その後日本の大学でフランス語を学びました。
いろいろな言語に興味があり、現在はスペイン語もぼちぼち学習しています。

アメリカのニューメキシコ州、テキサス州で12年、香港で6年、そして2018年から約3年大阪で住み、2021年12月にアメリカのペンシルベニア州に引っ越してきました。
息子はニューヨーク州にある大学で寮生活をしており、これからリタイアした夫と二人の生活です。。。

日常、気になった言葉や表現について書いています。
よろしくお願いいたします。

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