ティッシュペーパーから考えたこと
tissue paper (ティッシュペーパー) の tissue は、生物学においては、次のような意味があります。
a group of cells that possess a similar structure and perform a specific function
(類似構造を持ち特定の機能を果たす細胞のグループ)
「動植物の細胞の組織」 という訳も載っています。
一つひとつの細胞は cell ですが、グループ化すると tissue になるのですね。
muscular tissue (筋肉組織) や brain tissue (脳組織) というような表現を耳にすることがあります。
これらを聞くたびに、tissue paper は、なぜそのように呼ばれるのかと不思議に思っていました。
tissue は、古フランス語 tissu 由来の語で、a ribbon, or belt of woven material (織って作ったリボンやベルト) という意味だそうです。
ラテン語 texere = weave (織る) が語源で、現代フランス語でも、tisser は、「織る」 という意味です。
textile (布地、織物) も同じ語源ですね。
生物の細胞組織もティッシュペーパーも、織ったものという意味の語ということですね。
もう一つ、ギフト用のペーパーバッグの上に飾ったり、箱の中に敷くような包装用の薄い紙も tissue paper と言います。
ところで、「細胞の組織」 ということから、organization、そして organ (臓器、器官) という語を思い出しました。
a group of tissue でできているのが organ のようです。
でも、体の組織は organization ではなく、international organization (国際組織)、volunteer organization (ボランティア団体)のように使われますね。
もともとは、organization も、体の構造という意味があったのでしょうね。
ハンカチで鼻をかむ人もいるようですが、やっぱり使い捨てのティッシュペーパーは便利だなあと思います。
ちなみに、アメリカでは、tissue paper と言う代わりに、商標の Kleenex と言う人も多いです。
a group of cells that possess a similar structure and perform a specific function
(類似構造を持ち特定の機能を果たす細胞のグループ)
「動植物の細胞の組織」 という訳も載っています。
一つひとつの細胞は cell ですが、グループ化すると tissue になるのですね。
muscular tissue (筋肉組織) や brain tissue (脳組織) というような表現を耳にすることがあります。
これらを聞くたびに、tissue paper は、なぜそのように呼ばれるのかと不思議に思っていました。
tissue は、古フランス語 tissu 由来の語で、a ribbon, or belt of woven material (織って作ったリボンやベルト) という意味だそうです。
ラテン語 texere = weave (織る) が語源で、現代フランス語でも、tisser は、「織る」 という意味です。
textile (布地、織物) も同じ語源ですね。
生物の細胞組織もティッシュペーパーも、織ったものという意味の語ということですね。
もう一つ、ギフト用のペーパーバッグの上に飾ったり、箱の中に敷くような包装用の薄い紙も tissue paper と言います。
ところで、「細胞の組織」 ということから、organization、そして organ (臓器、器官) という語を思い出しました。
a group of tissue でできているのが organ のようです。
でも、体の組織は organization ではなく、international organization (国際組織)、volunteer organization (ボランティア団体)のように使われますね。
もともとは、organization も、体の構造という意味があったのでしょうね。
ハンカチで鼻をかむ人もいるようですが、やっぱり使い捨てのティッシュペーパーは便利だなあと思います。
ちなみに、アメリカでは、tissue paper と言う代わりに、商標の Kleenex と言う人も多いです。
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