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gymnastics の選手

オリンピックに関する記事を読んでいて、「体操選手」 は、gymnast であることに気づきました。

gymnastics (体操)の選手なので、gymnast というのは分かるのですが、私は gymnist (誤)だと思っていました。

人を表す名詞語尾としては、- ist の方が一般的ですね。

pianist artist journalist などのたくさんの例がありますね。

psychology → psychologist

economics → economist  などもあります。

また、physics → physicist (物理学者) もあれば、physician (医者、内科医) という語もありますね。

ちなみに、フランス語 physicien は、物理学者という意味になるので混乱しないよう注意が必要です。

politics → politician のように、-ian も名詞を作る接尾辞ですね。

こんな風に考えると、gymnast は、特殊な語のように思いました。

他にも -ast で人を表す名詞はあるのかと考えてみましたが、あまり思いつきません。

調べると、enthusiastic → enthusiast (熱心な人) があり、baseball enthusiast (野球ファン、野球狂) のように、一般的に使われる語ですね。

gymnastenthusiast は、gymnastist (誤)やenthusiastist (誤) よりも発音的に効率がよかったのかもしれません。

ふと思いましたが、pianist の他に piano player と言う場合もあり、ニュアンスが少し異なるように思います。

pianist の方がレベルが高く、piano player は、ピアノがある程度弾ける感じがしますがどうなのでしょう。

とりとめなく書いてしまいましたが、人を表す名詞語尾にも様々な種類があり、一筋縄ではいかないものです。


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No title

住んでる人の語末に「ito」を着けるのを聞いたことがあります。Tokyoiteみたいな。これもある種、特殊な名詞語尾ですよね~。

Re: No title

QU さん、こんにちは。
いつも読んでいただいてありがとうございます。

Tokyoite もよく使われていますよね。確かに特殊な接尾辞ですね。

オーストラリアのシドニー人も Sydneyite だそうですよ。

-ite は、connected with or belonging to という意味があるようで、宝石や鉱物の名前などにも多いようです。
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プロフィール

Author:Yurikoyama
アメリカ人の夫と息子と三人家族です。高校ではバージニア州のハイスクールで交換留学生として1年間過ごし、その後日本の大学でフランス語を学びました。
いろいろな言語に興味があり、現在はスペイン語もぼちぼち学習しています。

アメリカのニューメキシコ州、テキサス州で12年、香港で6年、そして2018年から約3年大阪で住み、2021年12月にアメリカのペンシルベニア州に引っ越してきました。
息子はニューヨーク州にある大学で寮生活をしており、これからリタイアした夫と二人の生活です。。。

日常、気になった言葉や表現について書いています。
よろしくお願いいたします。

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