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話の種

BSニュースの中で、conversation piece という語を聞きました。

これは、次のような意味があります。

an unusual object that causes people to start talking 
(人々が話始めたくなるような普通ではない物)

少し変わったものがあると、それについて聞いてみたくなりますね。 そのようなものを conversation piece と言います。

「話の種」 という訳が載っています。

The colorful painting in our living room is a conversation piece that friends often ask about.
(リビングルームの色鮮やかな絵画は、友人たちがよく尋ねる話の種となっている。)  
のように使えます。 

リビングルームに、そのような話の種になるようなものを置いておくと、来客と会話がはずむきっかけにもなりますね。

ところで、ふと、ネタという言葉を思い出し、「話のネタ」 という言い方もあるなあと思いました。

調べると、ネタは種(タネ)の倒置語らしいですね。

俗語辞書によると、江戸時代から的屋が商売の糧となる「商品」のことをネタと呼び、各職業や商売において、店にとっての「商品」のように核(糧)となるものをネタと呼んだようです。

タネもネタも元は同じなのですが、寿司のネタは、タネではありませんね。

また、conversation stopper という表現もあります。

こちらは、「会話を中断させるような予期せぬ言葉」 を意味し、次のように使われます。

When she told us her son was in prison, it was a real conversation-stopper.
(彼女が自分の息子が刑務所にいたと私たちに言ったことが、本当に会話を中断させてしまった。)

すぐに反応できないような発言などを conversation stopper と言うようです。


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プロフィール

Author:Yurikoyama
アメリカ人の夫と息子と三人家族です。高校ではバージニア州のハイスクールで交換留学生として1年間過ごし、その後日本の大学でフランス語を学びました。
いろいろな言語に興味があり、現在はスペイン語もぼちぼち学習しています。

アメリカのニューメキシコ州、テキサス州で12年、香港で6年、そして2018年から約3年大阪で住み、2021年12月にアメリカのペンシルベニア州に引っ越してきました。
息子はニューヨーク州にある大学で寮生活をしており、これからリタイアした夫と二人の生活です。。。

日常、気になった言葉や表現について書いています。
よろしくお願いいたします。

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