fc2ブログ

俗語としての cheese and crackers

腹が立ったり、あきれた時などに、curse / swear (口汚く罵る) 言葉がありますが、その中のひとつに、Jesus Christ があります。

God と同じく、イエス キリストの名前を口にすることは罪深いことのようですね。

夫の母などは、Oh my god と言うことはなく、いつも Oh my goodness と言っています。 

goodness というのは、god の婉曲表現のようです。

先日見ていたテレビドラマの中で、Jesus Christ と叫びたい場面で、そう言えずに、cheese and crackers と言っていました。

その後で、ナレーターが I'm sorry you had to hear that. (こういうことを聞かせてしまってすみません。) と言っていました。

cheese and crackers は、「くそっ」 という感じでしょうか。

次のようなジョーク?があるようです。

子供がおつかいに行って、雨の中、ミルクやチーズ、クラッカーなどを買ってきて、帰りにスーパーの袋が破れて買ったものを全部道に落としてしまいました。

子供が Jesus Christ God Almighty と叫んだところ、お母さんが出てきて、「今、何て言ったの?」 と子供を叱ろうとすると、子供は、Cheese and crackers got all muddy. と答えました。

Jesus Christ God Almighty
(イエス キリスト 全能の神 → 「くそっ」)

Cheese and crackers got all muddy. 
(チーズとクラッカーが全部泥だらけになってしまった。)

なかなかとっさにうまく言い換えられたものですね。 

そういうことで、Jesus Christ を遠回しに cheese and crackers と言ってしまうことがあるようです。

アメリカでは小学生の頃から、韻を踏ませて作文したり、そのような詩を読むような教育がされているように思います。

God almighty got all muddy には笑ってしまいますが、こういうジョークが言えるのもいいですね。


スポンサーサイト



コメントの投稿

管理者にだけ表示を許可する

お知らせ
プロフィール

Author:Yurikoyama
アメリカ人の夫と息子と三人家族です。高校ではバージニア州のハイスクールで交換留学生として1年間過ごし、その後日本の大学でフランス語を学びました。
いろいろな言語に興味があり、現在はスペイン語もぼちぼち学習しています。

アメリカのニューメキシコ州、テキサス州で12年、香港で6年、そして2018年から約3年大阪で住み、2021年12月にアメリカのペンシルベニア州に引っ越してきました。
息子はニューヨーク州にある大学で寮生活をしており、これからリタイアした夫と二人の生活です。。。

日常、気になった言葉や表現について書いています。
よろしくお願いいたします。

日本ブログ村に登録しています
最新記事
カテゴリ
月別アーカイブ
最新コメント
検索フォーム
ご訪問ありがとうございます。
リンク