fc2ブログ

プレッシャーがなければ、、、

アメリカのオレゴン州で行われていた世界陸上をテレビで見ていた時に、解説者が次のような言葉を使っていました。

No pressure, no diamonds.

これは、19世紀のスコットランド人 Thomas Carlyle の言葉のようです。

ダイヤモンドがどのように作られるのか詳しく知らなかったので、ちょっと考えてしまいましたが、直訳すると次のようになりますね。

「圧力がないとダイヤモンドは生まれない」

ダイヤモンドは化学式で表すと C (炭素)なのですね。 

それを高温、高圧を加えることできれいなダイヤモンドになるのですね。

Without pressure, it would be just carbon.
(プレッシャーがなければ、ただの炭素。) ということですね。

どんなことでもそうなのでしょうが、物事を達成するにはある程度のプレッシャーは必要だという意味で、スポーツの分野でもよく引用されるようです。

プレッシャーもあまりに大きすぎると問題ですが、世界を相手に戦うためにはプレッシャーに耐えてやりぬく根性のようなもの grit が必要なのでしょうね。

それぞれが、自分の目標に向かっていつかダイヤモンドになれるかもと努力を続けていければいいですね。


スポンサーサイト



コメントの投稿

管理者にだけ表示を許可する

No title

名言ですね!
ダイアモンドは、正に圧力がなければ存在しないのですから。
簡潔な表現でとても覚えやすいと思います。
ご紹介ありがとうございました。

なお、No pressure, no diamonds. のように「diamonds」と複数になっているものも多くあるようですが、単数でも複数でもどちらでも良いものなのか、ご教示いただければ幸いです。

Re: No title

アナコーテスさん、こんばんは。
コメントをありがとうございます。

名言ですよね。

No pressure, no diamonds. と複数形の方が正式な形のようですね。

テレビの解説者が複数形を使っていたのかもしれませんが、私が勝手に単数形と思い込んでしまったのかもしれず失礼しました。
ただ単数形で使われている場合もあり意味的には同じなのでしょうが、夫や息子に聞くと複数形が自然だと言います。
アナコーテスさんのおっしゃるように、いろいろなサイトを見ても複数形が多いですね。
名詞の単数、複数の問題は難しく私の苦手なところです。
どんなダイヤモンドも圧力が必要なので、diamonds とするのがいいように思い記事を訂正することにします。
ありがとうございました。
お知らせ
プロフィール

Author:Yurikoyama
アメリカ人の夫と息子と三人家族です。高校ではバージニア州のハイスクールで交換留学生として1年間過ごし、その後日本の大学でフランス語を学びました。
いろいろな言語に興味があり、現在はスペイン語もぼちぼち学習しています。

アメリカのニューメキシコ州、テキサス州で12年、香港で6年、そして2018年から約3年大阪で住み、2021年12月にアメリカのペンシルベニア州に引っ越してきました。
息子はニューヨーク州にある大学で寮生活をしており、これからリタイアした夫と二人の生活です。。。

日常、気になった言葉や表現について書いています。
よろしくお願いいたします。

日本ブログ村に登録しています
最新記事
カテゴリ
月別アーカイブ
最新コメント
検索フォーム
ご訪問ありがとうございます。
リンク