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Lights were lit !

ニューヨーク Rockefeller Center の約 25 メートルの高さのクリスマスツリーのライトが点灯されたとテレビで伝えられていました。

いつもテレビで見るあの大きなきれいなツリーを一度はニューヨークに行って見てみたいなあと思ってしまいます。

NBC の Today という朝の番組の中で、この Lighting ceremony の映像があり、笑いながら次のように言っていました。

The lights were ①lit. We get ②lit.
(ライトは点灯された。 人は酔っぱらう / 楽しい時間を過ごす。)

二つの lit を並べて使って、ちょっとした言葉遊びのようなものでおもしろいなあと思いました。

どちらの lit も、light (動詞) の過去形 / 過去分詞形ですが、意味は違います。

① の lit は、「点灯する」 という意味です。

light の過去形 / 過去分詞形には lighted もありますが、lit の方がよく使われるように思います。

ただ、形容詞的に使われる場合は lighted の方が普通のように思います。

例えば、クリスマスツリーが二つあり、一つはライトが点灯しているもの、もう一つは点灯していないもので、どちらが欲しいかと聞かれた場合、I want the lighted Christmas tree. と言えます。

しかし、副詞が付くと well-lit room (照明の行き届いた部屋) のように lit ですね。

そして、②の lit は、スラングで次のような意味があります。

intoxicated, exciting, excellent
(酔って、わくわくした、優れた)

酔うと、顔の表情が明るくなるから lit なのでしょうか?

そして、酔っぱらうとハッピーな気分になってうきうきする感じなのかもしれませんね。 でもドラッグでハイになる場合にも使える表現のようなので、このようなスラングは私たちが使うこともないのですが、意味は知っておいてもいいですね。

クリスマスのライトが点灯されて、人々は酔ったようにうきうきしているのかもしれません。


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プロフィール

Author:Yurikoyama
アメリカ人の夫と息子と三人家族です。高校ではバージニア州のハイスクールで交換留学生として1年間過ごし、その後日本の大学でフランス語を学びました。
いろいろな言語に興味があり、現在はスペイン語もぼちぼち学習しています。

アメリカのニューメキシコ州、テキサス州で12年、香港で6年、そして2018年から約3年大阪で住み、2021年12月にアメリカのペンシルベニア州に引っ越してきました。
息子はニューヨーク州にある大学で寮生活をしており、これからリタイアした夫と二人の生活です。。。

日常、気になった言葉や表現について書いています。
よろしくお願いいたします。

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