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名前も味も少し違う?

スーパーマーケットに行くといろいろな種類のオレンジが並んでいますが、私は日本ではデコポンが一番好きでした。

アメリカにはデコポンはないだろうなあと思っていたら、よく似た形のオレンジを昨年の今ごろ見つけ喜んだのを覚えています。 そして今年もその季節になり早速買ってみました。

名前は Sumo citrus です。

おもしろい名前ですね。

ニューヨークタイムズに次のような見出しの記事がありました。

There’s No Wrestling With This Sumo
(このスモウとは戦うことができない。)

理由は easy to peel (皮をむきやすい) ということです。

そして、どうしてスモウという名前になったかについては次の通りです。

Sumo is a name that fits this new orange because of its size (it is one of the largest mandarins) and its distinctive topknot, like a sumo wrestler’s.

(スモウという名前はこの新しいオレンジにふさわしい。 なぜなら力士のようなそのサイズ(最も大きいみかんのひとつ)と、頭にはまげがあるからだ。)
デコポンの出っ張っている所を topknot としているのがおもしろいですね。

そしてパッケージには次のように書いてありました。

Born in Japan, raised in California
Grown with care by our passionate, expert growers

(日本で生まれカリフォルニアで栽培された。
熱心なエキスパートの栽培者により丁寧に栽培されています。)

味もジューシーで甘くておいしいのですが、やっぱり本場の日本のデコポンの方が勝っているように思います。
とは言え、しばらくこのスモウシトラスを楽しもうと思います。

ついでに、先日入った和食レストランのテーブルに S&B の七味唐がらしが置いてあったのですが、ローマ字で Nanami Togarashi (Assorted chili pepper ) と書いてあり、七味(しちみ) はアメリカでは Nanami であることを初めて知りました。

一味と七味の発音が似ていて混同するからという理由のようです。

所変われば名前も変わり、中身も多少違うのかもしれません。


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No title

Yurikoyamaさん、こんにちは。

Yurikoyamaさんは、日本ではデコポンが一番お好きだったのですね。
私もデコポンは好きです。
柑橘類は大抵のものが好きですが、八朔はパサついているのであまり好きではありません。
今は、いろいろな品種が作られていて味もちょっと変わった味のものもありますね。

Sumo citrus という名前の付け方が面白いですね。
七味がななみと読むのも面白いですね。

Re: No title

sara さん、こんばんは。
いつもありがとうございます。

デコポン、おいしいですよね!
八朔は確かにちょっとパサついていますね。
それにちょと苦みもあったように思いますけど嫌いではありません。
柑橘類も種類が多くていろいろ試してみるのも楽しいですね。

ななみと書いてあるのを見て、一瞬、日本でもななみとも読むのかなあと思ってしまったのですが、こちらだけですよね。
名前の付け方もいろいろあって面白いですね。
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プロフィール

Author:Yurikoyama
アメリカ人の夫と息子と三人家族です。高校ではバージニア州のハイスクールで交換留学生として1年間過ごし、その後日本の大学でフランス語を学びました。
いろいろな言語に興味があり、現在はスペイン語もぼちぼち学習しています。

アメリカのニューメキシコ州、テキサス州で12年、香港で6年、そして2018年から約3年大阪で住み、2021年12月にアメリカのペンシルベニア州に引っ越してきました。
息子はニューヨーク州にある大学で寮生活をしており、これからリタイアした夫と二人の生活です。。。

日常、気になった言葉や表現について書いています。
よろしくお願いいたします。

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