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横柄ではなかったYou bet.

Thank you.と言われたら、You are welcome.と言うことはよく習いますが、他にもいろいろな「どういたしまして」に当たる英語があります。

私のお気に入りは、My pleasure.です。「こちらが、喜んでしたことです。」という感じが入っていて、とてもていねいです。 

また、No problem.という言い方もあり、これには、ちょっと頭をかしげてしまいます。
「問題ないよ。大丈夫だよ。」ということで、それほどwelcomeな感じがしないと思ってしまうのですが、まあ言っている人は、You are welcome.と同様に使っているようなので、気にする必要はないのかもしれません。

そして、前から気になっていた、You bet.という表現があります。 これは私の周りでもよく聞きます。 私が行くスーパーでは、レジで品物を袋に入れてくれて、それをカートに入れて、車まで運んでくれるのですが、そういうサービスに対して、私がThank you.と言うと、You bet.とよく言われます。

Thank you.に対してのYou bet.は、「どういたしまして」ということは、知ってはいたのですが、どうもしっくり理解できず、ちょっと横柄な感じがしていました。 というのも、私の感覚では、You bet.は、「もちろん、確かに」で、You bet you are thankful.(確かに感謝しているんだね。)のように感じでしまっていました。

これでは、「どういたしまして」としては、おかしいじゃないかと、夫に聞いたり、調べたりすると、You bet.は、Sure. You can count on me any time.(もちろん、いつでも僕を頼りにしてくれていいよ。)というような意味だということが分かりました。

スーパーのレジの人が言うYou bet.は、また、いつでもお手伝いしますよ、という感じでしょうか。

なるほど、You bet.は、もっとこれからも同じことを期待してもいいよ、というようなYou are welcomeよりも、もっとポジティブな感覚の「どういたしまして」なんだと、私の間違っていた解釈を恥ずかしく思いつつ、betという単語の奥深さを感じています。

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No title

You bet you. も同じでしょうか。

Re: No title

You bet you. は、You betcha. のことですね。
Thank you. に対して、どういたしまして、という意味では、私は、You bet. しか聞いたことがないのですが、You betcha. でも悪くない気はします。
ただ、You betcha. は、例えば、食後にデザートを食べるでしょ、と聞いたときの答えなどで、食べる気満々の人が、You betcha.(もちろんだよ)、というような感じで使っている場合が多いように思います。
You betcha. は、of course や、sure という意味ですね。
そして、of course や sure も、どういたしまして、という意味で使われることもありますから、You betcha. も、とういたしまして、という意味で使ってもいいということになりそうですが、言いきれないところがあるので、また今後もネイティブの言葉遣いを観察してみて、分かったことがあれば、追記したいと思います。

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プロフィール

Author:Yurikoyama
アメリカ人の夫と息子と三人家族です。高校ではバージニア州のハイスクールで交換留学生として1年間過ごし、その後日本の大学でフランス語を学びました。
いろいろな言語に興味があり、現在はスペイン語もぼちぼち学習しています。

アメリカのニューメキシコ州、テキサス州で12年、香港で6年、そして2018年から約3年大阪で住み、2021年12月にアメリカのペンシルベニア州に引っ越してきました。
息子はニューヨーク州にある大学で寮生活をしており、これからリタイアした夫と二人の生活です。。。

日常、気になった言葉や表現について書いています。
よろしくお願いいたします。

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