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grammar Naziってどんな人?

こんな言葉があるとは、最近まで知らなかったのですが、息子に教えてもらったgrammar Naziという表現は、学生の間では、ちょくちょく使われるようです。 

Naziは、もちろん、ドイツのナチ党のことで、grammarは、文法のことですが、grammar Naziの定義は、下記のようになっています。

A person who habitually corrects or criticizes the language usage of others.
(他人の言葉の使い方をいつも正したり批判したりする人)

ナチ党の厳しい取り締まりを考えると、理解しやすい表現ですね。

例えば、先生や上司などが、次のように言うようです。

I don't want to be a grammar Nazi, but you need to correct this sentence.
(文法ナチには、なりたくないけど、この文は訂正しなければいけないね。)

細かい間違いなどについて、言いたくないけど、言わなければいけないときの前置きに、I don't want to be a grammar Nazi, but.....と言えばいいですね。

こういう表現は、ドイツ語にはないんだろうなあと、ふと思って調べてみると、Naziという言葉は、やはり英語ほど軽々しく使われないようで、代わりの表現として、Sprachfaschist(言語ファシスト)やSprachpolizist(言語警官)などの提案が載っていて、おもしろいなあと思いました。

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プロフィール

Author:Yurikoyama
アメリカ人の夫と息子と三人家族です。高校ではバージニア州のハイスクールで交換留学生として1年間過ごし、その後日本の大学でフランス語を学びました。
いろいろな言語に興味があり、現在はスペイン語もぼちぼち学習しています。

アメリカのニューメキシコ州、テキサス州で12年、香港で6年、そして2018年から約3年大阪で住み、2021年12月にアメリカのペンシルベニア州に引っ越してきました。
息子はニューヨーク州にある大学で寮生活をしており、これからリタイアした夫と二人の生活です。。。

日常、気になった言葉や表現について書いています。
よろしくお願いいたします。

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