fc2ブログ

Make no mistake. と Make no mistakes. の違い

We all make mistakes. (誰でも失敗はするものだ。)や、Learn from your mistakes. (失敗から学びなさい。=失敗を教訓としなさい。)のような、mistake は、よく見聞きするかと思います。

mistake は、mis + take で、「取り違える」ということで、make a mistake で、「間違う、失敗する」ですね。

では、文のはじめに言う、Make no mistake は、どうでしょうか。 (Make no mistake about it. という形で使われることもあります。)

これは、これから言うことが、確かなことだということを強調するために言う慣用句です。 

Make no mistake, this decision is going to cause you a lot of problems.
(はっきり言っておきますが、この決定は、疑いなく、多くの問題の種になるだろう。) のように使われます。

この慣用句では、mistake は、単数形です。 Make no mistake は、Certainly (確かに、疑いなく)と同意語ということです。

では、Make no mistakes. と mistakes が複数形になると、どうなるかというと、「完璧に行い、間違いをしないように」、という意味になります。

少しの違いで、意味が異なってしまうものです。

 
スポンサーサイト



コメントの投稿

管理者にだけ表示を許可する

No title

便利な表現ですが、sの違いで意味が違ってしまうと簡単に使えなさそうです。。

Re: No title

コメントどうもありがとうございます。
単数、複数の違いや冠詞などは、英語の難しい部分のひとつですよね。
私も苦労しています。
この Make no mistake. というのは、慣用句なので、そう覚えるより仕方ないですね。
「失敗する、間違う」という意味では、a がついたり、複数になったりすると覚えればどうでしょうか。。
お知らせ
プロフィール

Author:Yurikoyama
アメリカ人の夫と息子と三人家族です。高校ではバージニア州のハイスクールで交換留学生として1年間過ごし、その後日本の大学でフランス語を学びました。
いろいろな言語に興味があり、現在はスペイン語もぼちぼち学習しています。

アメリカのニューメキシコ州、テキサス州で12年、香港で6年、そして2018年から約3年大阪で住み、2021年12月にアメリカのペンシルベニア州に引っ越してきました。
息子はニューヨーク州にある大学で寮生活をしており、これからリタイアした夫と二人の生活です。。。

日常、気になった言葉や表現について書いています。
よろしくお願いいたします。

日本ブログ村に登録しています
最新記事
カテゴリ
月別アーカイブ
最新コメント
検索フォーム
ご訪問ありがとうございます。
リンク