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citizenship と civil rights

昨日、civil という言葉について書きましたが、「市民権」を表す citizenship という言葉も気になったので、思い出したことなどを書いてみます。

こちらの小学校、中学校では、学期末に、award ceremony があり、生徒が達成したいろいろなことについて表彰され、親もそのセレモニーに参加します。 また、何も表彰されない生徒は、このセレモニーに出られず、小さいうちから、シビアなものだなあと思ったりします。

成績優秀者他、スポーツ、芸術面で達成したこと、皆勤賞など、いろいろな分野の表彰がありますが、その中で、citizenship award と言われる賞があります。 これは、直訳すれば、「善良な市民、国民賞」ということになりますが、学校においての citizenship award は、クラスで、皆に親切にしたり、よい行動がとれた生徒に贈られる賞です。
学校で生徒に贈られる賞に、citizenship という単語を使うのを、最初に聞いたときには、ちょっと大げさな響きがしたものです。

ところで、civil rights は、言論や宗教の自由など、citizen (市民)が平等であり、差別されることのないように守られているような権利のことです。 

また、citizenship も、city と関係する語ですが、ある市、国に属しているというメンバーシップのような意味です。
その市民、国民が、その市、国に住むことができ、仕事をしたり選挙権があり、税金を払ったりというような権利と義務が伴います。

他の国で生まれた人が、違う国の市民権を取る場合は、get one's citizenship と言います。 

しばらくアメリカに住んでいると、アメリカの市民権は取らないのかと聞かれることもありますが、私は、そのつもりはありません。
グリーンカードで十分だと感じています。

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プロフィール

Author:Yurikoyama
アメリカ人の夫と息子と三人家族です。高校ではバージニア州のハイスクールで交換留学生として1年間過ごし、その後日本の大学でフランス語を学びました。
いろいろな言語に興味があり、現在はスペイン語もぼちぼち学習しています。

アメリカのニューメキシコ州、テキサス州で12年、香港で6年、そして2018年から約3年大阪で住み、2021年12月にアメリカのペンシルベニア州に引っ越してきました。
息子はニューヨーク州にある大学で寮生活をしており、これからリタイアした夫と二人の生活です。。。

日常、気になった言葉や表現について書いています。
よろしくお願いいたします。

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