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酔っ払いとスカンクの関係

ひどく酔っぱらっている人のことを、次のように言うのを、何度か聞いたことがあります。

He was ( as ) drunk as a skunk.
(彼は、ぐでんぐでんに酔っぱらっていた。)

( as ) drunk as a skunk は、文字通りに訳すと、スカンクのように酔っぱらっているということですが、「ひどく酔っぱらって」という慣用句です。

スカンクはお酒は飲まないのに、おもしろい表現ですね。

英語は、韻を踏むのを楽しむ言語ですが、drunk と skunk も韻を踏んでいて、発音すると軽快な感じでいいですね。

でも、それだけでこんな表現が生まれたのでしょうか。

はっきりとは分からないようですが、酔っ払いもスカンクも臭いということなのかもしれないという意見もあるようです。

また、skunk は、「卑怯で、信用できないやつ」というような意味で使われることもあります。

スカンクは、他の動物が掘った穴を、横取りすることがあるようで、そういうことから卑怯だという意味になるのかもしれません。

そう言えば、キツネも、as sly as a fox 「ずる賢い、抜け目ない」という表現がありますね。

いずれにせよ、スカンクは、臭くて卑怯な動物というイメージがあるようですね。。

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プロフィール

Author:Yurikoyama
アメリカ人の夫と息子と三人家族です。高校ではバージニア州のハイスクールで交換留学生として1年間過ごし、その後日本の大学でフランス語を学びました。
いろいろな言語に興味があり、現在はスペイン語もぼちぼち学習しています。

アメリカのニューメキシコ州、テキサス州で12年、香港で6年、そして2018年から約3年大阪で住み、2021年12月にアメリカのペンシルベニア州に引っ越してきました。
息子はニューヨーク州にある大学で寮生活をしており、これからリタイアした夫と二人の生活です。。。

日常、気になった言葉や表現について書いています。
よろしくお願いいたします。

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