the fourth estate は、どんな階級か
The fourth estate clings to the truth (言論出版界は、真実に執着する。)という新聞の見出しを見つけました。
estate という言葉は、ラテン語系の言葉で、state (状態)や status (身分)とも関連のある語です。
フランス語の esprit (エスプリ)が、英語では、spirit になるように、ラテン語系の言葉は、e が付く語がありますが、これは、古代ローマ人が、s や他のいくつかの子音ではじまる単語は、発音しにくいということで、e を付けたものもあるようで、estate もその影響を受けた言葉だろうと推測します。
real estate と言えば、「不動産」のことで、estate は、「財産」という意味もありますが、the fourth estate の estate は、「社会、政治上の階級」という意味になります。
the fourth estate は、「第四階級」ということになりますが、「新聞社などの出版界」のことです。
clergy (聖職者)
nobility (貴族)
commoners (庶民)
という伝統的な身分に次いで、四番目に大事なものであるということです。
実は、昨日、スティーブン スピルバーグ監督の The Post という映画を見に行きました。
これは、ワシントンポスト(新聞社)が、政府の機密文書を暴露した実話で、興味深い内容でした。
映画の最後の方で、主人公のメリル ストリープが、次のように言います。
News is the first rough draft of history.
(ニュースは、歴史の最初の大ざっぱな下書きだ。)
これは、ワシントンポストの 故 Phil Graham が言った言葉だそうですが、本当にそうだなあと思います。
新聞を読むということは、歴史を読んでいるということなのかもしれません。
最近は、フェイクニュースという言葉もあり、報道機関にとって厳しい状況でもありますが、この映画の中では、ワシントンポストが、政府に潰されるかもしれないという危険を覚悟で、真実を伝えたという勇気ある行動の話で、報道機関の重要性をあらためて認識しました。
estate という言葉は、ラテン語系の言葉で、state (状態)や status (身分)とも関連のある語です。
フランス語の esprit (エスプリ)が、英語では、spirit になるように、ラテン語系の言葉は、e が付く語がありますが、これは、古代ローマ人が、s や他のいくつかの子音ではじまる単語は、発音しにくいということで、e を付けたものもあるようで、estate もその影響を受けた言葉だろうと推測します。
real estate と言えば、「不動産」のことで、estate は、「財産」という意味もありますが、the fourth estate の estate は、「社会、政治上の階級」という意味になります。
the fourth estate は、「第四階級」ということになりますが、「新聞社などの出版界」のことです。
clergy (聖職者)
nobility (貴族)
commoners (庶民)
という伝統的な身分に次いで、四番目に大事なものであるということです。
実は、昨日、スティーブン スピルバーグ監督の The Post という映画を見に行きました。
これは、ワシントンポスト(新聞社)が、政府の機密文書を暴露した実話で、興味深い内容でした。
映画の最後の方で、主人公のメリル ストリープが、次のように言います。
News is the first rough draft of history.
(ニュースは、歴史の最初の大ざっぱな下書きだ。)
これは、ワシントンポストの 故 Phil Graham が言った言葉だそうですが、本当にそうだなあと思います。
新聞を読むということは、歴史を読んでいるということなのかもしれません。
最近は、フェイクニュースという言葉もあり、報道機関にとって厳しい状況でもありますが、この映画の中では、ワシントンポストが、政府に潰されるかもしれないという危険を覚悟で、真実を伝えたという勇気ある行動の話で、報道機関の重要性をあらためて認識しました。
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