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あるべき姿

アメリカの中流家庭の普通の生活を描いたテレビドラマ Middle を、たまに見ていたことがあったのですが、たまたま、先日、その最終回を見ました。

息子が社会人になり、他の州で働くことになったので、家族全員で、車で送りに行くというドラマ設定でした。

母親は、悲しいのをがまんして明るくふるまっていましたが、最後にがまんしきれなくなって、次のように泣き叫びます。

It's the end of an era.
(ひとつの時代が終わったのよ。)

息子と共に生活していた時代が終わってしまうということですね。

そこで、父親が、母親に、やさしいいたわりの言葉をかけることを期待していたのですが、父親の言った一言は、次の通りです。

That's the way it's supposed to be.
(それが、あるべき姿だろう。)

子供が健康に育ったなら、いつか巣立っていくということは、当たり前のことで、またそうあらなければいけないあるべき姿だということで、とてもインパクトがある表現のように思いました。

supposed to は、次のように、日常的によく使われる表現です。

She is supposed to arrive at 1:30.
(彼女は、1時半に着くことになっている。)

You are not supposed to say such things.
(そんなことを言ってはいけない。)  

supposed to は、いろいろな使われ方があるので、辞書で確認するといいですね。

そして、このドラマの父親の一言、That's the way it's supposed to be. というのは、「そうあるべきだ。」ということですね。

このドラマを見ながら、私も息子が旅立つときには、That's the way it's supposed to be. という言葉を思い出すことになるのかなあと思いました。


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プロフィール

Author:Yurikoyama
アメリカ人の夫と息子と三人家族です。高校ではバージニア州のハイスクールで交換留学生として1年間過ごし、その後日本の大学でフランス語を学びました。
いろいろな言語に興味があり、現在はスペイン語もぼちぼち学習しています。

アメリカのニューメキシコ州、テキサス州で12年、香港で6年、そして2018年から約3年大阪で住み、2021年12月にアメリカのペンシルベニア州に引っ越してきました。
息子はニューヨーク州にある大学で寮生活をしており、これからリタイアした夫と二人の生活です。。。

日常、気になった言葉や表現について書いています。
よろしくお願いいたします。

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