fc2ブログ

突然のひらめき

5月の末から6月にかけて、こちらでは卒業式がありますが、息子が通っている高校の卒業式も終わり、卒業生に向けた校長先生の言葉が、新聞に載っていました。

Principal advised graduates to learn from their failures, which often lead to epiphanies that may lead to future success.

(校長先生は、卒業生たちに、失敗から学ぶこと、そこから突然ひらめいて悟ることがよくあり、それが将来の成功へと導いてくれるかもしれないとを助言した。)

epiphany が、ひっかかりました。

これは、「(事の本質、意味についての)突然のひらめき、直観、悟り」などと訳されています。

I've just had an epiphany. (突然ひらめいた。) のようにも使えます。

そして、大文字で、the Epiphany となると、キリスト教において次のような意味があるようです。

キリスト生誕の際に、東方の三博士が、Bethlehem を訪れたことを記念する日(1月6日)ということです。

クリスマスは、キリストの誕生を祝う日ではありますが、実際の誕生日は、分からないようですね。

epiphany というのは、語源的には、「出現、現れ、明示」という意味があり、超自然的なものの出現ということですが、宗教的な意味ではない悟りという意味でも使われるようです。

校長先生がおっしゃるように、失敗など、何かをきっかけに悟ることは、多々あるように思います。 それを前向きにとらえて、前進することは大事なことだと思います。


スポンサーサイト



コメントの投稿

管理者にだけ表示を許可する

お知らせ
プロフィール

Author:Yurikoyama
アメリカ人の夫と息子と三人家族です。高校ではバージニア州のハイスクールで交換留学生として1年間過ごし、その後日本の大学でフランス語を学びました。
いろいろな言語に興味があり、現在はスペイン語もぼちぼち学習しています。

アメリカのニューメキシコ州、テキサス州で12年、香港で6年、そして2018年から約3年大阪で住み、2021年12月にアメリカのペンシルベニア州に引っ越してきました。
息子はニューヨーク州にある大学で寮生活をしており、これからリタイアした夫と二人の生活です。。。

日常、気になった言葉や表現について書いています。
よろしくお願いいたします。

日本ブログ村に登録しています
最新記事
カテゴリ
月別アーカイブ
最新コメント
検索フォーム
ご訪問ありがとうございます。
リンク