jack-of-all-trades は、ほめ言葉なのか
先日、メリーランド州の新聞社で、銃乱射事件があり、5人の方が亡くなった事件がありました。
犠牲者の中の一人について、彼は、jack-of-all-trades だったとテレビのニュースで伝えられていました。
jack /Jack は、「男、やつ」ということで、男性の一般名詞のように使われることがあります。 jack-of-all-trades を直訳すると、「すべての仕事(ができる)男」となりますが、この jack-of-all-trades は、実はその後に続く言葉があり、次のようになります。
Jack of all trades, and master of none.
(何でもやれる人は、どれも中途半場だ - 多芸は無芸)
私も、今までこの jack-of-all-trades という表現は、ネガティブなイメージで覚えていたのですが、先日のニュースの中の使われ方を聞いて、そうでもないことに気づきました。
亡くなった方のことを、多芸は無芸だなどと言うこともないでしょうし、ここでは、jack-of all-trades は、「何でもできる多才な何でも屋」 という意味で使われているようです。
ウィキペディアによると、Jack of all trades, and master of none の後に、but oftentimes better than master of one (それでも、ひとつのことに専門家であるよりはよいということがたびたびある。)が付け足されたものもあるようです。
ひとつのことに対して専門家であるよりも、いろいろなことができる方がいいという意味もあるわけですね。
夫や友人に、この表現のニュアンスを聞いてみると、どちらもポジティブな意味としてとらえているようです。
jack-of-all-trades という表現は、ほめ言葉になる場合もあれば、状況によっては、「多芸は無芸」のように受け取られる場合もあるので、少し要注意な表現のように思います。
ニュースの中で使われていた jack-of-all-trades は、そのジャーナリストが、ひとつの専門分野ではなく、いろいろな分野の記事が書ける頼りになる方だったということなのではないかと思います。
お知らせ
突然ですが、今月、アメリカから2年の予定で、日本へ引っ越すことになりました。
しばらく忙しくなりますので、このブログは、不定期で、時間があるときに更新するということにさせていただきます。
日本では、今までより英語に接する時間が少なくなるとは思いますが、何らかの形で、英語には触れていたいと思っています。
落ち着きましたら、またこのブログをどのように続けていくかを考えたいと思います。
いつも、ご訪問くださっているみなさま、いつも読んでいただきありがとうございます。
今年も暑い夏になるようですが、どうぞお元気で、楽しい夏をお過ごしください。。
犠牲者の中の一人について、彼は、jack-of-all-trades だったとテレビのニュースで伝えられていました。
jack /Jack は、「男、やつ」ということで、男性の一般名詞のように使われることがあります。 jack-of-all-trades を直訳すると、「すべての仕事(ができる)男」となりますが、この jack-of-all-trades は、実はその後に続く言葉があり、次のようになります。
Jack of all trades, and master of none.
(何でもやれる人は、どれも中途半場だ - 多芸は無芸)
私も、今までこの jack-of-all-trades という表現は、ネガティブなイメージで覚えていたのですが、先日のニュースの中の使われ方を聞いて、そうでもないことに気づきました。
亡くなった方のことを、多芸は無芸だなどと言うこともないでしょうし、ここでは、jack-of all-trades は、「何でもできる多才な何でも屋」 という意味で使われているようです。
ウィキペディアによると、Jack of all trades, and master of none の後に、but oftentimes better than master of one (それでも、ひとつのことに専門家であるよりはよいということがたびたびある。)が付け足されたものもあるようです。
ひとつのことに対して専門家であるよりも、いろいろなことができる方がいいという意味もあるわけですね。
夫や友人に、この表現のニュアンスを聞いてみると、どちらもポジティブな意味としてとらえているようです。
jack-of-all-trades という表現は、ほめ言葉になる場合もあれば、状況によっては、「多芸は無芸」のように受け取られる場合もあるので、少し要注意な表現のように思います。
ニュースの中で使われていた jack-of-all-trades は、そのジャーナリストが、ひとつの専門分野ではなく、いろいろな分野の記事が書ける頼りになる方だったということなのではないかと思います。
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突然ですが、今月、アメリカから2年の予定で、日本へ引っ越すことになりました。
しばらく忙しくなりますので、このブログは、不定期で、時間があるときに更新するということにさせていただきます。
日本では、今までより英語に接する時間が少なくなるとは思いますが、何らかの形で、英語には触れていたいと思っています。
落ち着きましたら、またこのブログをどのように続けていくかを考えたいと思います。
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