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手中の鳥

家を売りに出すと、気に入って買いたいという申し出があっても、こちらの希望する金額よりも安い金額で購入したいということがよくあります。

そこで、売主としては、もう少し待ったら、もっとよい金額で購入してくれる人が現れるのではないかと考えてしまいます。

そのときに、私たちがお世話になった不動産屋さんが、次のようなことわざを言いました。

A bird in the hand is worth two in the bush.
(手中にある一羽は、やぶの中の二羽の値打ちがある=明日の百より今日の五十)

そして、a bird in the hand は、「掌中にあるもの、現実の利益」という意味です。

つまり、不動産屋さんが言いたかったのは、将来あるかどうか分からない申し出を待つよりも、今ある申し出を大事にしてはどうかということですね。

他にも気に入ってくれていた人たちもいたのですが、タイミングが合わず、結局、この不動産屋さんのアドバイスを聞き、手中の鳥が逃げてしまわないうちに、売ることに決めました。


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プロフィール

Author:Yurikoyama
アメリカ人の夫と息子と三人家族です。高校ではバージニア州のハイスクールで交換留学生として1年間過ごし、その後日本の大学でフランス語を学びました。
いろいろな言語に興味があり、現在はスペイン語もぼちぼち学習しています。

アメリカのニューメキシコ州、テキサス州で12年、香港で6年、そして2018年から約3年大阪で住み、2021年12月にアメリカのペンシルベニア州に引っ越してきました。
息子はニューヨーク州にある大学で寮生活をしており、これからリタイアした夫と二人の生活です。。。

日常、気になった言葉や表現について書いています。
よろしくお願いいたします。

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