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回りくどい言い方をする

家族で話していたときに、息子が、日本人は、アメリカ人に比べて、ものの言い方が、回りくどいときがあると言います。 

私が、確かにそうかもしれないけど、日本では、あまりはっきりとものを言わないことで、周りとの調和を大事にしているというようなことを言っておきました。 

この「回りくどい言い方をする、遠回しに言う」という表現を、息子は、次のように使っていました。

They beat around the bush .
(彼らは、はっきりとものを言わない。)

beat around the bush (茂みのまわりをたたく)ことが、どうして、回りくどいということになるのでしょう。

これは、ハンティングに由来するそうです。

茂みに隠れている鳥を飛ばせて射止めることができるように、茂みのまわりをたたくということです。
そのものではなく、まわりからせめるという感じですね。

誰でも、言いたくないことを言わなければいけないときには、まわりからせめたくなる場合もありますね。

そして、長々と核心に触れない話をしていると、相手から、Get to the point. (要点を言いなさい。)と言われてしまうことになります。

私も、つい話がそれたり、核心から離れてしまうことがありますが、そういうときは、最後に、The point is..... (言いたいことは、.......)と、要点をまとめています。

謙虚さもあれば、恥ずかしい、申し訳ないなど、いろいろな感情があり、回りくどい言い方になってしまうことがありますが、時と場合によっては、率直に言う方がいいこともありますね。


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No title

Yurikoyamaさん、こんにちは。

They beat around the bush. この表現は興味深いですね。

こういう表現は英語では普通に使われているのですか?

そして、Yurikoyamaさんのおっしゃるように、時には、率直に言うほうが、よく伝わるということがありますね。


日本では、相手に気を遣った言い方をしますが、必ずしもそれが良いとは言えない時もありますよね。

Re: No title

sara さん、こんばんは。
いつもありがとうございます。

beat around the bush が、どの程度使われるのかは、よく分からないのですが、私の夫や息子は、普通に使っています。
自分では使わなくても、理解はできるという人は、多いようです。
よく似た表現で、dance around an issue (問題を避けて通る)というのもあるそうですよ。
いろいろな表現があって、おもしろいですね。

そうですね。相手に気を遣いすぎて、誤解されないようにしたいですね。

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プロフィール

Author:Yurikoyama
アメリカ人の夫と息子と三人家族です。高校ではバージニア州のハイスクールで交換留学生として1年間過ごし、その後日本の大学でフランス語を学びました。
いろいろな言語に興味があり、現在はスペイン語もぼちぼち学習しています。

アメリカのニューメキシコ州、テキサス州で12年、香港で6年、そして2018年から約3年大阪で住み、2021年12月にアメリカのペンシルベニア州に引っ越してきました。
息子はニューヨーク州にある大学で寮生活をしており、これからリタイアした夫と二人の生活です。。。

日常、気になった言葉や表現について書いています。
よろしくお願いいたします。

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