猿の衣装
犯罪者が、メルセデスベンツに乗ったり、高級なスーツを着ていても、結局犯罪者には違いない、というような場合に、次のように言うのを聞くことがあります。
A monkey in a silk suit is still a monkey.
(猿が、シルクスーツを着ても、猿は猿だ。)
「どのように人が着飾っても、中身は同じ人だ。」ということですね。
そこで、思い出したのが、「馬子にも衣装」ということわざです。 そして、同じように、「猿にも衣装」というのも聞いたことがあります。
これらは、上記の英語のことわざとは、反対に、「どんな人でも、着飾ると、立派に見える。」ということですね。
馬子とは、馬に、人や荷物を乗せて運ぶことを仕事にしていた人で、そのような身分の低い人でも、すばらしい衣装を着ると、立派に見えるということです。
「馬子にも衣装」、「猿にも衣装」も、決して相手に対しての、ほめ言葉にはなりませんし、A monkey in a silk suit.....は、何を着ても、中身は同じだという本質を述べてはいるものの、相手に言う言葉ではありませんね。
一見、反対のことを言おうとしていることわざですが、焦点が、人であるか、すてきな衣装であるかが、違うだけなのかもしれません。
いずれにしても、猿や馬子には、少々失礼な表現なのではと感じてしまいます。。
A monkey in a silk suit is still a monkey.
(猿が、シルクスーツを着ても、猿は猿だ。)
「どのように人が着飾っても、中身は同じ人だ。」ということですね。
そこで、思い出したのが、「馬子にも衣装」ということわざです。 そして、同じように、「猿にも衣装」というのも聞いたことがあります。
これらは、上記の英語のことわざとは、反対に、「どんな人でも、着飾ると、立派に見える。」ということですね。
馬子とは、馬に、人や荷物を乗せて運ぶことを仕事にしていた人で、そのような身分の低い人でも、すばらしい衣装を着ると、立派に見えるということです。
「馬子にも衣装」、「猿にも衣装」も、決して相手に対しての、ほめ言葉にはなりませんし、A monkey in a silk suit.....は、何を着ても、中身は同じだという本質を述べてはいるものの、相手に言う言葉ではありませんね。
一見、反対のことを言おうとしていることわざですが、焦点が、人であるか、すてきな衣装であるかが、違うだけなのかもしれません。
いずれにしても、猿や馬子には、少々失礼な表現なのではと感じてしまいます。。
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